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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

お地蔵さんのご縁日 

2016/09/24
Sat. 22:12

オン カカカ ビサンマエイ ソワカ(Aum ha ha ha vismaye svaahaa)
オン カカカ ビサンマエイ ソワカ(Aum ha ha ha vismaye svaahaa)
オン カカカ ビサンマエイ ソワカ(Aum ha ha ha vismaye svaahaa)

注:wikipediaより、勝手にコピペしてしまいました。ごめんなさい

万善寺的に訛ったご真言だと
オン カァカァ カビサンマァエイ ソワカ
オン カァカァ カビサンマァエイ ソワカ
オン カァカァ カビサンマァエイ ソワカ・・・・・
と、こうなる。

工場の彫刻制作を午前中で切り上げて万善寺へ・・・
お地蔵さん周辺の草刈りをして、しきび(しきみともいうらしいが・・・・)をお供えして、駐車場の草刈りもして、本堂の掃除をしてナドナド・・・・
とにかく、いろいろとありまして3畳の何時もの書斎へ落ち着いたのが16:30!
それから、お地蔵さんの吉祥塔婆に守護印を押したりしていたら早速昼のうちのお参りがあってできたてホヤホヤを4枚ほどことづけた。

そうこうしているうちにワイフが万善寺へ到着。
お茶口に、カボチャとレンコンとオクラとナシを一皿ずつ用意してくれて、まだ陽の明るさが残っているうちに早々と退散。

シャツとパンツでウロウロから着物を着て地蔵法要の本番を待っていたら、三々五々お参りが続いて、10人チョット。
昼のうちは30℃近い残暑になって、夕方からはいい感じの秋空が広がっていたから、それでいつもよりお参りが多かったのかもしれない。
例の如く、場の読めない・・・というより、場を読まないおかみさんが、何かにつけて暴走して住職の仏事を掻き混ぜられたが、かろうじて理性を駆使して踏みとどまって法要を終了した。
終わってから後のお茶会は、何時になく方丈さん(私の事!)の博識ぶりが発揮されて、お参りの皆さん、「はぁ〜〜」とか、「ほぉ〜〜」とか、「へぇ〜〜」とか、自分的にはなかなかいい感じで、そのうえ、ワイフの手料理も絶好調で、大好評で、おかみさんの憤懣も最高潮に達した頃、おひらきとなった。

約2時間の夜の法要が終わって、3畳に落ち着いて一杯やっていたら、電話の着信に気付いた。
300字の原稿の催促だった。彫刻制作と、お地蔵さんの法要でコロッと忘れていた。
最近、急に物忘れがひどくなった気がする。歳のせいか、慌ただしすぎるのか、又は例のヤマイの前触れかもしれない・・

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鉄板の悩み 

2016/09/24
Sat. 07:09

ひと頃は、だいたい最低でも2〜3年は普通に寝かせておいた鉄板を使って彫刻を造っていたが、それが数年前から1年くらいしか寝かすことが出来なくなって、それを騙し騙し小出しにして使っていた。
最近はそれもなくなってストックの錆びた鉄板で大きな彫刻を造ることが出来なくなった。
それは何故かと言うと・・・鉄板を買い溜めるお金が無くなってしまったからなのです。
まぁ、当然といえば当たり前のことで、収入に繋がるような仕事らしい仕事をしないまま展覧会のことでドタバタしたり、万善寺のことで延々と草刈りしたりなど、そんなことばかりを一年中繰り返しつつ、合間を見て彫刻を造っている始末だからしょうがない。
夢とか理想とかを思えば不甲斐ないことだが、それでも細々と制作を続けているし、秋になれば最低でも1点くらいは大きな彫刻を造ったりして自分の体力の限界へ挑戦している。

今年も「なんとかしなければ!」と思っているうちに春が過ぎ梅雨になり気がつけば暑い夏が来て今はシュラフが必要なほど朝夕が寒くなった。
こういう不本意な状態を何とか解消しようと、意を決して4✕8の鉄板などをいっぱい買った。
そのうちいくつかは今年も開催する展覧会事業に使うためのものだが、ほとんどは彫刻の材料になる予定だ。
このくらい鉄板を一気に集めておけば、また数年の間にきれいに錆びた鉄板を使える時が来るはずだと予測していたが、結局今になってみれば徳島に造った彫刻ですでに鉄板3枚を使い切ってしまって、六本木用の鉄板へ手を出さないように自粛するのがやっとだった。
頭に描いたラフスケッチを、工場の壁に立てかけてある鉄板へチョークで移しながら溶断していると、たった1日でストックされるはずの鉄板が見事に切り刻まれてしまった。
気がつけば、どの端材も帯に短し襷に長しでまるまるそのままでは使えないものばかりが残っていた。自宅の書斎でデスクトップに拡大した鉄板の写真を見ながら悩み考えていると、「お父さんナニそんなに難しい顔してるの?」
集中会議から帰宅したなっちゃんがオヤジの悩みを無視して脳みそのカオスワールドをこれでもかとかき混ぜて去っていった。一度集中の糸が切れるとなかなか立ち直れなくなってしまって、思わずそのまま麦とホップに流れてしまった。
それがつい先日の連休が終わった頃。
それから昨夜まで工場へ通って溶断した鉄板を組み立てている。
今までに無いほどツギハギでケチリまくった彫刻になりそうだ。
それに、当初の予定より随分と小ぶりになった。
鉄板のストックが無いのだから仕方ないけど、この歳まで彫刻を造り続けてこの始末だから、やはりこの世界には何処かで魔物が待機しているようなところもある。

彫刻は大きいだけが良いわけでもないけど、やはり自分の中では身体に染み付いた「お決まりのスケール感」のようなものがあって、それが狂ってくるとどうも気持ちのゆらぎが彫刻のカタチに見苦しく伝わってしまう。
こういう時はしばらく工場から離れてみることも大事だと自分をなぐさめつつ、本日は万善寺のお地蔵さんの法要で汗を流させていただきます・・・

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2016-09