FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

それぞれの営み 

2017/09/07
Thu. 23:00

1日で3つも寺の仕事で出かけなければいけないのに、朝からものすごい雨が降って境内が池のようになって大変なことになっている。結界君のワダチに流れ込んだ雨水が川になって低い方へ流れている。こういう状態が1日続けば大事になるだろうと心配しながら西の空を見ると、空がかなり明るくなっていて少し安心した。

午前中は年回2つを1つにまとめた年回法事。
最近はこういうスタイルがどんどん増えてきた。坊主的にはあまり良いことではないのだが、いちいちそのわけを解説するのも疲れてしまって、そういう意向の施主さんには「ハイ!わかりました」のひと言を返して終わりにすることにしている。
そもそも、そういう申し出のある施主さんの気持ちそのものが本来の信心からソレて義務法事にしてしまっているわけだから、その考えを尊重してのことだと自分に言い聞かせているところもある。
坊主の仏事とか宗教心とか布教は俗な世間から遠く離れたところにあるのだ。
午後からは、2つの点眼(開眼)供養をした。
1つは、会社の工場増設に伴って敷地内に安座のお地蔵様を遷座することになって、その最終段階の供養法要を現場で行った。
その時間帯にはすでに雨が上がって小康状態であったが、施主さんはお地蔵様が濡れないように簡易テントまで用意して手厚い荘厳がされていた。
点眼のお経や回向が終わってから、遷座地の地鎮祭で使用した荘厳の灰を撥遣してすべて終わる頃になってまた雨が降り始めた。
「これで安心しました。この灰は自宅の横の川へ持っていって流させてもらいます・・」
ご主人の安堵の顔が心地よかった。
そのお地蔵様の現場から直接次の点眼へ移動した。
玄関先へ結界君を駐車する頃には、運良く雨が止んでくれた。
小さな簡易仏壇がパソコンデスクを再利用した祭壇に置かれて、大きな遺影が中央に飾られていた。位牌は、万善寺で安座の新帰元白木位牌を再利用する。まだそれなりに若い後家さんだから仕方のないことだが、どうも信心の方向が本尊様からソレているようで、亡くなったご主人もどこかしら居心地が悪そうな気もしたが、何もしないで粗末になるよりはずっと良いことだし、気持ちを込めて点眼のお経を読んで回向をさせてもらった。

ノッチの暮らすフロリダが厳戒態勢で大変なようだ。
最大級の超巨大ハリケーンがフロリダを直撃するかもしれない。
イチロー選手のマーリンズは、遠征試合に家族同伴を決めて家族の安全を確保することに決めたそうだ。
こういう緊急時の対応に慣れないノッチは、水の確保に失敗したようで結構心配だが、最悪スキなビールで乗り切ることが出来るかもしれない・・・
それにしても、天災の前には、ヒトの営みなど芥子粒以下にチッポケで木っ端微塵だ。
万善寺の豪雨など比べ物にもならない。
太陽では通常の千倍以上の大規模爆発が観測されたらしいし、地球レベルでない宇宙レベルで得体の知れない何か大きな変化が起きているのかもしれない。

IMG_0773.jpg
IMG_0772_201709080700595ee.jpg
IMG_0770_201709080700565ae.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

2017-09