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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ナントカ暇無し 

2017/10/07
Sat. 23:06

「羊雲が広がってるから雨だろうなぁ〜」
「えっ??どうして?夕焼け出てるじゃない?」
「あの雲かうろこ雲だとだいたい雨降るよ」

彫刻の制作や搬入が終わって、休みたい気持ちを抑えつつ次の用事に気持ちを切り替えた。
出雲へ出かけるワイフを途中で降ろしてそのまま奥出雲まで走った。
斐伊川に沿って続く街道をひたすら中国山地の船通山方面目指して南下していくと、途中にダムが二つあってその先が奥出雲になる。帰りは下りが続いて楽な道だが、行きはひたすら上り坂が続くからボクの結界君が息切れして苦しそうだ。
現代彫刻小品展の会期中は、毎日その道を昇り降りしていた。
先日、万善寺の境内で結界くんをバックさせていたら、本堂の前で「ガツン!」と大きな金属音がした。基礎石に結界くんの何処かをぶつけたのかと思ったがそうでもないし、エンジンも変わりなく軽快に回転しているし、ハンドルやブレーキも問題ないようで特に変わった様子もないまま、とにかくその衝撃音だけが大きく聞こえた。さすがに20万km以上走行していると、どこかしら気づかないところでガタが来ている。

彫刻搬入の最中に降り続いていた雨があがってから、残暑が戻ったように蒸し暑くなった。
結界君のACスイッチをONしてしばらく走っていても、どうも涼しくならない。
つまみをあれこれガチャガチャ動かしてみても、一向に涼しくならない。
気がつくとエアコンのモーター音が聞こえてこないし、アクセルに負荷も感じない。
「あの衝撃音は、エアコンだったか・・・」
今年に入ってエアコンを使い始めてから、時々モーターの不具合があって調子が悪いままになっていた。
ひと夏はなんとか乗り切って、奥出雲の往復にも絶えて、つい先日は徳島の往復にもなんとか絶えて機能していたエアコンが万善寺の境内でついに力尽きてしまったようだ。

奥出雲の用事を済ませ、帰りにワイフを出雲でピックアップした。
「これから涼しくなって寒くなるし、壊れたままでも何とかなるんじゃない」
ワイフが助手席でひとごとのように無責任なことをいった。
「そりゃそぉ〜だけど・・・窓ガラスくもり始めたらやっかいだなぁ〜・・」
他愛ない会話に思えるが、ボクとしてはかわいい結界くんのダメージに心が傷ついて気持ちが沈んでいる。

空一面に広がる雲は羊雲のようにも思えるが、専門家でもないし確証がない。
確かにワイフの言うように夕焼けでもあるし、明日も良い天気になるかもしれない。
島根の田園は、稲刈りも終盤を迎え、しばらく続いていた雨に濡れた枯れ草の匂いがエアコンが壊れて全開の窓から流れ込んで息苦しいほどだ。
これから万善寺と吉田家と富山の彫刻周りの草刈りをして、それから薪割りが続く。

IMG_2311.jpg

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