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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

終わらない草刈り 

2017/10/09
Mon. 23:58

草刈りをしている間に3連休が過ぎた。
その少し前は、雨に悩まされながら彫刻の搬入作業をしていたのだが、幸いにもその後草刈りを始めるとほぼ晴れの日が続いてくれたので、雨男の吉田としては大いに助かった。
きっと、万善寺の御本尊様がヘナチョコ住職の愚態を哀れんで少しばかり助けの手を差し伸べてくれたのだろう。
一日の仕事が終わって夜になると、身体のアチコチに鈍痛が生じて寝てから後もその刺激が神経のアチコチを絶え間なく刺激してくるものだから、なかなか熟睡できないまま一晩が過ぎる。連休最後の日は、天気が良すぎて気温もグングン上昇して、夏を思わせるほど暑くなって、わずかに残っていた体力がアッという間に吸い取られてしまった。ちょうど、境内下の用水路を保全するために業者さんが入って仕事をしていて、その辺り一帯は草刈りも出来ないし、次の土日が晴れることを確信して、ひとまず万善寺を引き上げることにした。

週初めには、富山の彫刻イベントを事務処理からスタートさせる。
早起きをして、幾つかの書類を整えて関係の部署を一巡しながら富山へ向かうつもりだ。
富山では野外彫刻の環境整備でまた草刈りをする。
この数年間で少しずつ知り合いになって話しやすくなった近所の町民の皆さんを表敬訪問しながら1日かければ、彫刻の周辺もなんとか見苦しくないまでにはなるだろう。

教室の展覧会も個展作家がおおよそ決まった。
昨年から引き続いて島根の竹田茂氏と鳥取の本池文乃氏に加え、新しく島大教育学部彫刻専攻の流れをくむ若い彫刻家がグループ展をしてくれることになって、少しずつ地元地域の美術活動が活性してきた。あとは、岡山赤礬から陶芸作家の芝さんと九州大牟田から女流彫刻家の井形さんが参加してくれることになった。昨年公開制作をしてくれた草月流華道家の西本さんにはワークショップでお世話になろうと思っている。

昨年までの過去2年間の資料を再確認していたら、本池さんの作品資料に目が止まった。山陰のグループ展ではじめて彼女の油絵を見た時に、面白い視点を持っていると思ったので声をかけてみたのがきっかけで教室個展に繋がった。教室個展は平面造形というよりも空間を構成演出するインスタレーション作品になっていた。シンプルな展示だったが、かえって制作の方向性がストレートに伝わってきて好感が持てたし、それ以降の展開が楽しみになった。その後、縁あって倉敷の芸術イベントでも一緒に展示することになって、彼女との距離が少し縮んだし、そこでの展示は確実に造形の方向性が面白くなっていた。
いつもは学校の先生をしているひとだから、その仕事の合間を使って制作するのはなかなか大変なことだろうが、良く踏ん張っていると思う。
今年に入っていつ頃だったろう??久しぶりに制作のことで縁が復活して、その後時々彼女の造形を見ていると、なにやらとんでもなく面白いことを考えていて、次の展開にとてつもない広がりを感じるようになった。彼女の師匠は島大の新井さんだが、彼の指導が良かったのか、彼女の潜在の資質を上手く引き出して育てていたのかもしれない。
さて、今度の富山ではどんな個展をしてくれるのか・・楽しみにしている。

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