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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雨に救われたヨレヨレオヤジ 

2017/10/12
Thu. 23:18

面白いもので、秋になって日が短くなって夜明けも遅くなってくると、ソレに合わせて保賀のカラスも朝寝坊をするようになってきた。
最近では、カラスより私のほうが早起きだったりすることが増えている。

3連休が終わった週初めから富山へ通い続けて、野外彫刻の周辺を草刈りしている。
今年は、春から夏にかけて何時になく万善寺の用事が連続したから、富山へ行く機会を見つけられないまま秋になった。
本当は、田植えが終わった頃と、梅雨がはじまった頃と、お盆前の頃に草刈りをしておくと、耕作放棄地でも比較的楽に整備し続けることが出来て都合が良いのだが、今年はそのうち、春と盆前の2回ほどそれが出来ないで伸び放題の雑草を放置することになった。
結果、葛とセイタカアワダチソウが我が物顔にはびこってしまった。
葛はすぐに草刈り機の回転に巻き付いてしまうし、セイタカアワダチソウは茎が杉の枝木ほどに固くなってチップの刃がすぐに摩耗する。
自分の都合で伸びる雑草を放置してしまったわけだから責任は自分にあることだし、この3日間は粛々と草刈りに励んでいたのだが、夏に戻ったような暑い日が続いて体力がみるみる消耗して午後の3時を過ぎた頃には足元がふらついて腰に力が入らなくなって、いっきに集中力が切れる。
そんな状態を続けてどうにか全体の半分ほど終わらせたところで、昨日から助けの雨が降り始めた。このまま、太陽の日差しに炙られながらもう1日ほど草刈りをしていたら、たぶんひとまずは彫刻周辺の整備もおおよその終了が予測できたが、それをしたら、今度は自分の体力が消耗しきって回復に時間がかかってしまうことになる。
こんどの秋雨復活になって、やはり、ねっからの雨男はその雨に救われたかたちになって、寝込む寸前のところでかろうじて蘇ることが出来た。

草刈りの間、久しぶりに石見銀山の吉田家暮らしが続いた。
昼のうちは私もワイフも留守になるから、ネコチャンズが留守番をしているくらいで、暮らしに特別刺激があるわけでもないが、早朝の短時間と夕方から夕食が終わって寝るまでの数時間は他愛ない夫婦の会話があって、そのくらいのことで昼の疲れも和らぐし、身体のアチコチの痛みも忘れることができる。それでも結局疲労の痛みが消えているわけでもなく、いざ寝ようと思うと逆に神経が敏感になってスヤスヤ眠っているワイフを気遣いながら寝苦しい夜を過ごすことになる。
結局は自分のことで自分が痛い目にあっているわけだから誰の仕業でもないのだが、そう解っていても「もっとあぁ〜だったら、ちょっとこぉ〜だったら・・」などと、自分を棚に上げて周囲の事情を無視して都合のいいように我身を正当化して愚痴っぽく考えていたりする。
「自浄其意」という、仏教ではソコソコ周知の偈文の一節がある。
頭の中で知識としてわかっていても、日常の暮らしのアレコレに紛れてだいたいが気にしないまま過ごしているばかりだ。
まぁ、ヨレヨレオヤジのモチベーションが揺らいでいる時に、ふと思い出したりしてスイッチをこまめに切り替えたりしてときどきを乗り切っているところであります・・

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