FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

大事な時間 

2017/10/27
Fri. 23:15

ポカポカとのどかな1日だった。
万善寺の朝の用事を片付けて三瓶山の山越えルートで富山へ向かった。
登りが多いから結界君が苦しそうだ。もう1年ほど前からエンジンオイルが漏れるようになっていて、走り初めは焼けたマフラーへ漏れ溜まったオイルが焼き付いてしばらくのあいだ室内がその匂いで充満する。最近はもう慣れてしまったが、あまり気持ちのよいものではない。それに、徳島の往復が終わってからエアコンモーターも力尽きてクラッシュしたままだし、20万キロを越えてから急にアチコチの不具合が増えてきた。エンジンの方は軽やかに動いて快調だから、不具合を修理したらもうしばらくは頑張ってくれるとは思うが、さて、その修理代のもとが取れるほどになるかどうか微妙なところだ。

富山の展示作業は、ノリちゃんが手伝ってくれた。
10歳以上の年齢の差は歴然としていて、限りなくジジイに近いオヤジとは比べ物にならないほど動きが軽やかだ。彼女のおかげで、一人では出来ないパネル設置のアレコレなどを終わらせることも出来たし、旧富山小学校の校舎内で現在出来ることはだいたい修了した。あとはこの週末土日で作家の搬入展示を待つばかりになった。
草刈りの方は、富山の有志おじいちゃんたちが頑張ってくれた御陰で、随分と私の作業が楽になって助けられた。あと半日もあればひとまず会期中見苦しくないまでに整備できるはずだ。

夕方になって万善寺へ移動中に大田市の教育委員会から電話が入った。
提出書類の不備を指摘されて、来週までに再提出をすることになった。3年目の開催だから、過去の資料の手直しで乗り切れると思っていたら、今年は書類事がイヤに厳しくなって前例が機能しにくくなった。どうやら「セクションのボスが代わったらしい」という話も漏れ聞こえてきてややこしい。
仕事に忠実で真面目であるということは良いことであるとは思うが、それがすぎるとかえって摩擦も増えて動きが鈍くなる。自分の手元足元の近場ばかり見ていたら、遠くの景色の変化を見落としてしまうことになる。昼夜土日祭日関係なく目先の用事をダラダラと乗り切って辻褄を合わせるくらいの適当なノリの毎日に慣れてしまった私などは、平日の決まった時間のうちで用事の何かを片付けることなど不可能に近いことだ。

日曜日には今月最後の坊主家業で法事が一つはいっている。
施主さんは東京に在住で、法事のために帰省される。先日、念押しの電話が入った。お経や墓参りの時間をしつこいほど気にされているから、斎膳の予約で大事なことなのだろうと想像できる。最近は、こういう法事が増えて坊主のペースを守ることに苦労するようになった。このままいけば、お経の幾つかを差し替えるか割愛するかしないといけなくなってしまいそうだ。街場や都市部では宗派問わず法事が20分で終わるような話を聞いた。日本全国市街地の常識ではないだろうが、島根の田舎の過疎地山寺法事にそういう常識はない。どんなに頑張って割愛しても法事ひとつに1時間半は必要だ。
お役所は融通がきかないほど複雑に仕事が絡み合って大事な自分の時間を削られ、坊主家業は施主さんの都合で大事なお経の時間を割愛し・・どうも釈然としないなぁ??・・・

IMG_2328_201710280415536e4.jpg
IMG_2348.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

2017-10