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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

冬が来た 

2017/11/19
Sun. 17:43

夜のうちから大屋根の瓦を叩く雨音が続いていた。
予定していた用事が急きょ変更になったので、大森小学校の学習発表会を見ることにしていたのだが、万善寺がらみの違う筋から別の用事が入って、結局学習発表会を見ることが出来ないまま曇り空の石見銀山を出発した。

夜のうちの雨音とクロの夜間徘徊の騒動で夜中に目が覚めてからなかなか寝付けなかったものだから、不覚にも朝になって寝坊が過ぎて少々焦った。
この時期の飯南高原は油断していると雨が一気に雪に変わったりすることもよくあるので、数日前に結界君をスタッドレスタイヤに履き替えておいた。
夏用のノーマルタイヤは、今年の春先に更新したばかりで路面のグリップ力が良くてとても走りやすかったのだが、スタッドレスタイヤへ履き替えてみると、やたらにフニャフニャと頼りなげに揺れてしまって、どうも上手く慣れないまま早朝の銀山街道を走った。
寺の用事は、「こんちもさいなら!」でチャッチャッと済ますわけにもいかなくて、とりとめもない世間話のほうが主たる話題より長くなってしまったりする。それでも「ちょっと後の用事があるもんで・・」とナントカ話を切り上げて石見銀山へ引き返したのはお昼を過ぎた頃だった。

もう1ヶ月も前から吉田家のギャラリールームに中古の2ドア冷蔵庫が置いてある。
なっちゃんが奈良県で一人暮らしをはじめた時に買ったもので、それから兵庫の篠山や東京の八王子などを転々として、最後は結婚してからあと埼玉県で数ヶ月を過ごし、廃棄処分間際になって隠岐の海士町で暮らすじゅん君が引き取ることになったから、小荷物の搬送の都合で吉田家に届いたまま放置されていたものだ。
冷蔵庫ひとつにどれだけの愛着があるのか分からない。結局オヤジがなんとかして動かさないと何時までたってもギャラリールームにピクリとも動かないで鎮座したままになってしまいそうなので、これから雪が降り始めようという今頃になって発送準備を始めたという次第。
本土から隠岐へ荷物を渡すには、陸路を運搬したあと船に載せないといけないから、それがなかなか高くつく。いろいろ考えてみるに、自分で船に乗せてしまえばそれなりに安くなるかもしれないと思ってじゅん君に問い合わせたらまさに「その通り!」だという。そこで思いついて結界君のリヤデッキへ積み込んで、小雨の降り続く山陰海岸をひたすら東進して七類港の貨物プラットホームへ冷蔵庫を降ろした。約30kgくらいだろうと思っていたが、それよし少し重かった。それでも1000円チョットで海士町へ届けられるからずいぶん安い。浮いたお金ができたので、境港まで足を伸ばしてこのシーズン初の紅ズワイガニを大量に買い込んだ。他に「タコの頭」とか巨大な「宍道湖のシジミ」とか色々併せて買った。その夜は酒も進んでドライブの疲れも吹き飛んだが、一晩中カニ臭くてネコチャンズに嫌われた。

七類港は天候不順で終日欠航だったし、境港の水揚げもイマイチだった。
「日本海の荒波は想像を絶するねぇ!」・・・徳島の松永さんが彫刻のイベントに島根を訪問してくれた時も荒れた天候だった。島根の冬はだいたいこんなもんだ。

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