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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

元旦の万善寺 

2018/01/01
Mon. 21:18

なにか、全然実感が涌かないんだけど・・・とにかく、2018年になったようです・・・
年中ヒマにしている吉田としては、盆正月のあわただしさがどうも苦手だ。
問題なのは、どちらもあとがなくて潰しが効かないこと。まるで、紀伊國屋ホールの舞台に立っているような(まったくもって大げさだけどネ!)失敗の許されない数日が続く。
こういうことを、延々と半世紀以上も続けているわけだから、それだけでももう少し評価してくれてなぐさめてくれてもいいと思うんだけど、残念ながら私の周辺にはそんな殊勝な人は(家族も含めて)見当たらない。
仕方がないから、気がつけば夜な夜なアルコールの力にすがって自分で自分を慰めている自分がいるわけです・・・

まぁ、そんな感じで、今年も1年が始まりました。
若干違うところは、母親がいなくなって名実ともに正純一家で正月を迎えることになったこと。これに、ネコチャンズとグッピーズがいてくれたらもっと幸せに思えるだろうに・・残念ながらそれは無理として、代わりに暮れから保賀のカラスとスズメ達がヨレヨレオヤジに付き合ってくれています。

海士町で暮らすじゅん君も万善寺暮らしに合流してくれているが、彼は坊主でもなんでもないから、仕事始めまで普通に寝正月を貪ってマイペースに乗り切っていて、寺のアレコレに付き合わせる気にもなれない。変にヤブを突くと、かえって余計に無駄に忙しくなったりして収拾がつかなくなりそうだ。
もう、結婚して30年以上経ったベテランのワイフも、今更どうでもいいようなことをワザワザ問い合わせてきて、それはそれでややこしい。1年に10日あるかないかの坊主の内室業務程度のことだから、そろそろ自分の意志で自分の都合よく取り計らってほしい。今時のことだから、それなりにオモテナシの気持ちが伝われば少々チープなお膳立てでも「それで十分なことだ!」と私自身はクールに乗り切ろうとしているのだけどネ・・

「お風呂キレイになったね♡!」
風呂上がりのワイフが珍しくそうなぐさめてくれた。
合併浄化槽を万善寺に導入する時に、ついでだからとガス屋さんに勧められてシステムバスに切り替えてもう何十年にもなる。
憲正さんは部類の風呂好きで、毎晩風呂にはいることを趣味にしていたような人だった。内室の俊江さんは、風呂に入るも仕事のうちだと考えているような人で、ビックリするほどのカラスの行水だった。自分より1年先に憲正さんが死んでからあと、一気に風呂へ入らなくなって、老人特有のすえた臭いを万善寺の庫裏内に撒き散らしながらその後1年ほど一人暮らしが続いた。それこそ、盆正月に寺へ長逗留するたびに乏しい掃除用具を駆使してカビや垢汚れを落としていたが、半年の間にまたもとに戻っていて、それはそれでむなしいことだった。
正月のお風呂は、昨年の春から誰に邪魔されることもなく文句を言われることもなく、10ヶ月かけてセッセとマメに磨き上げてきた成果なのだ!だからキレイで当たり前なのサ!・・・と、そんなわけで、一見ムサ苦しいボクは結構きれい好きなのです!

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2018-01