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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

おだやかな一日 

2018/02/01
Thu. 23:16

やっと気温が緩んで凍結の心配が薄らいだので、ワイフと連絡をとりあって石見銀山へ帰ることにした。
一晩寺を空けることになるから、その支度をして保賀の上組を一廻りして会費の集金などしようと玄関へ出たら、参道の方から重機の音がする。
雪で見通しが悪くなっているから、少し背伸びしてそちらの方を見ると、俊ちゃんがユンボで道開けをしてくれていた。いつも彼のおかげでとても助かっている。久しぶりに一本道が拡幅になってボクの結界くんが本堂下の駐車場まで上がれるくらいになった。先日の「饅頭のお礼が良かったのかもしれない」とも思ったが、たまたま天気も回復して重機を動かすのに都合が良かっただけかもしれない。

隣町のお寺は、住職が遷化された昨年から無住になった。
日頃の付き合いの広いご住職が健在だった時はお檀家さんをはじめとして人の出入りも多くて賑やかなお寺だったが、雪の降りしきる中、用事でそのお寺の下を往復した時は、参道の道開けも無いままひっそりと雪に埋もれていた。万善寺もそのうちそうなるのかもしれないが、私が動けるうちは出来るだけ日常の暮らしの絶えない寺で維持できるようにしておきたいと思っている。

俊ちゃんに頭を下げてお礼して、それからお地蔵さん横の結界君を動かした。
国道へ出るまでの町道は、車のワダチの圧雪で白い状態が続いているが、国道は融雪剤の効果もあって、普通に難なく走ることが出来ている。出雲街道から銀山街道へ抜けて石見銀山までの道中、2・3箇所ほど雪が消えない難所を除けば、久しぶりに緊張のないのんびりとした普通のドライブが出来た。
石見銀山の町並みは所々屋根から落ちた雪が消えないで残っているものの、通行に支障がある程でもない。飯南高原の雪風景とあまりに差がありすぎる。
「隣のミネちゃんが吉田家の前も雪かきしておいてくれたの」
吉田家の前もキレイに除雪されていて、帰宅するとワイフがそう教えてくれた。
彼女も毎日仕事があって朝から夕方まで家を留守にするから、なかなか町並みの除雪が出来るほど手が回らない。
万善寺といい、石見銀山の吉田家といい、近所の助けの御陰で楽に暮らさせてもらっている。ありがたいことだ。

ノッチの手料理写真が刺激になったのか、このところ吉田家のFamilyLINEがひとりメシで賑わっている。なっちゃんが造っている旦那の弁当はなかなか手が込んでいて、ちゃんと嫁さんをやっているようだし、少し安心した。そういえば、昔々はワイフも毎日ボクのために弁当をつくってくれていた頃があった。
吉田家の夕食には手の込んだ洋風の見慣れないおしゃれな鍋が出た。とろけたチーズが食欲をそそって、それだけでワインが1本空いてしまった。ワイフの鍋は一手間違う。
体調不良のクロは、見た目は普通に変わりなくポーカーフェイスのままだった。嫌がるクロを抱き上げると、少し軽くなったように思ったが気のせいかもしれない。シロは相変わらずワイフにベタベタ甘えっぱなしでボクには寄り付こうとしないままだった。

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