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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

オヤジ彫刻家その2 

2018/04/05
Thu. 23:25

午前中かけて万善寺の法要お知らせチラシを配った。
朝も、あまり早くからお邪魔するのもどうかと思ったが、飯南高原の方は殆ど全戸が農家のようなものだから朝の早いのも大丈夫だろうと自分勝手に解釈して、いつも通りに石見銀山の吉田家を出発した。
あいかわらずネコチャンズは冷たいもので、出かけるボクを「いってらっしゃぁ〜い、きをつけてねぇ〜〜」と、ワイフのように優しく見送ってくれる気配もない。

このところ、雨続きの寒い日が続いていて、うっかりするとチラシが軒先からの雨だれで濡れてしまったりして苦労した。前日に少しほど配っておいたから、それだけでもいつもより楽になって助かった。
天気が悪くて境内の外回りを掃除できなくてこまる。庫裏から本堂まではとりあえず掃き掃除もしてあとは本堂で法要の準備をすることと、庫裏にお茶会の場所を用意することぐらいだ。動いているとそうでもないが、休憩したりデスクワークになると肌寒い。それでも、春は春だから邪魔な建具を片付けたりして彫刻展示の模様替えをした。とくに大きな法要もないうちは、庫裏の一部をギャラリー風に使うことにしてそろそろ1年が経つ。今後、平面を展示できる壁スペースを確保したいとも思っている。

二紀会の会員有志が集まった銀座のグループ展では、たぶん長谷川さんが最年長だと思うが、間違っていたらゴメンナサイ!それだけ、出品歴の長いベテランだともいえる。彼は富山県の欄間彫刻で有名な井波在住で、ときどき、ゆっくりと会話できるときなど、井波の今を話してくれる。私がまだ学生だった時、彫刻や工芸を見ながら北陸の各地を回ったことがあって、懐かしい。彼は、近年福井大学の方へ出講していると聞いたが今も続いているのかは知らない。
栃木の木彫作家森戸さんは、展覧会の事務局をしていて、DMの手配や展示台の集計など細々とした事務を引き受けてくれている。こういう仕事は、展覧会の会期を越えてほぼ1年中何かしら動かなければいけない仕事があって気が抜けない。私などは基本的に年中ヒマにしているから島根の彫刻展もなんとか出来ているが、飯を食うための仕事をしていてその合間の事務仕事となると結構大変なことだと思う。彼はその上に彫刻も造っているわけだからなかなかの働き者だ。
石彫の飯村さんも栃木の人で、少し前まで美術館の学芸員で出向していたらしいが、本業は学校の先生だということで、今は学校の現場へ復帰しているらしい。彼の石彫は、かなり前から彼なりのテーマに沿って制作されていてブレがない。おおよその方向性はシンプルで少なくても私には彼が何をしたいのかよく理解できる。造形の緊張感とかボリュームやバランスは作家のセンスで決まるようなところもあるから、私がとやかくいうこともないが、彼の場合、一つ一つの彫刻にもう少し強い関連性のような基本的な形状が見えてくると連作彫刻の強さが増してもっと面白くなると思うのだが、まぁ、それはボクの勝手な欲目ですから気にしないでください。
それにしても、彫刻家はみんな学校の先生が多いなぁ・・・たまたま、会員のメンバーに先生が多いだけなのかもしれないけど、そういう中では、坊主の彫刻家は珍しく見えるのかもしれないが、坊主の中には結構絵描きや彫刻家もいたりするんですよ、実は!

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