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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

単身赴任坊主の実態 

2018/06/18
Mon. 23:55

最近、単身赴任坊主が増えてきた。

寺にいればいたで気になることも増えてキリがないし、吉田家を留守にしすぎるとワイフでは出来ないことや手がまわらないことが溜まって、自宅の内外が微妙に荒れてくる。
キーポンがいなくなってから、夫婦の二人暮らしが始まったと思ったら、間もなくして通勤坊主が本格化して、それから1年も経ったら今度は単身赴任坊主が当たり前になるし、このままでは吉田家からボクが忘れ去られてしまいそうで少々焦り始めた。
すでにその兆候が幾つか現れている。
特にヒドイのはクロが無視するようになったこと。それから、シロがさり気なくボクを避けることが増えたこと。だいたい、動物は人間のように嘘をつかないからネコチャンズの些細な変化で余計にボクの心は乱れ傷つく。
それから、グッピーズの生活環境の悪化。
水槽の水質が気温の上昇でどんどん悪化して浄化フィルターの交換が間に合わなくなった。その上、ワイフが彼らのご飯を忘れることもあって悲惨な状態だ。救いといえば、薄汚れた水槽の中から私を見つけるとみんなしてご飯の催促に集まってくれること。腹をすかせた彼らには私が神様仏様ご主人様としてちゃんと認められているということがヒシヒシと伝わってきて思わず抱きしめたくなる。汚れて水質の悪化した水槽へ手をつけると、ピラニアのように寄ってきて指先をつついてくる。
春になって暖かくなった頃に思いついてオリーブの苗木を買った。
裏庭に転がっている植木鉢の中からそれなりに見栄えの良いのを一つ雑草の中から取り出して、オリーブの育ちやすいような土を用意して植え替えたものをストーブの上に置いたところまでは計画通り順調だったが、その後万善寺の色々なことが忙しくなって水やりのスケジュールが完全に乱れた。植物もどちらかといえば夜行性で夜に成長が活発するからオリーブくんの横を通るたびに「元気かい?」とか、「大きくなれよ!」とか声をかけていたのだが、しばらく留守にしている間に、彼らは落葉樹ではないはずなのに葉っぱが一枚二枚と堕ちて土の上に溜まっている。最近になって、根腐れかもしれないと心配になってワイフに聞いたら「だいじょ〜ぶよぉ〜〜・・」などと呑気な返事が返ってくる。どうしても心配だから、今朝吉田家を出る時に銀くんの助手席足元へ鉢を積み込んだ。
吉田家の玄関先でウロウロしていたら、足元の踏み石にウンコの山が出来ている。頭上を見上げたら、いつの間にかツバメが子育てをしていた。毎年のようにシーズンになると石見銀山の町並みをセキレイと争うように低空飛行をしているツバメが3年ぶりに吉田家の定位置へ帰ってきていた。全然気が付かなかった・・・

万善寺の玄関先へ銀くんを横付けして直ぐにオリーブの鉢を庭先へ運んで植え替えをすると、予測どおり、飽和状態になった水で根っ子が溶けそうになっていた。生存の確率は五分五分といったところか・・・かなりの重症に思えた。
そうこうしているうちに、いつもの石材屋さんが真砂土を持ってきてくれた。
これから、お檀家さんの永代供養墓納骨の法要がある。今年に入って3つ目になる。
法衣に着替えて本堂の舎利棚殿の準備をしていたら、施主さんがお参りなった。お経を一つ読んで、石材屋さんの手伝いをいただいて永代供養墓の納骨を済ませた。

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2018-06