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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

もったいなくて捨てられない 

2018/07/23
Mon. 23:37

前後の事情で寺に泊まるような時は、ワイフが気遣ってつまみにもなるような簡単な幾つかの手料理を持たせてくれる。

近所のスーパーでコストコ出張フェアーがあって、普通だと毎朝二人で2個ずつ食べたとしても全部消費するまで1ヶ月はかかるだろうくらいの大量のコストコパンをワイフが仕入れて帰ってきた。通勤坊主から帰宅すると、テーブルにそのビニール袋に入ったパンの山がドカッと鎮座して、その横でシロがそれを珍しそうに眺めていた。
それからしばらくして急きょ寺泊が決まったある日・・・
「あなた、出かける時に教えてね・・・」とワイフが云っていたから朝の準備を終わって出発を伝えると、幾つかのタッパーウェアとコストコパンの袋が詰め込まれた買い物カゴを渡してくれた。
1泊では消費できそうにないほどの量だったが、冷凍と冷蔵を上手に使い分ければ当分の間一人暮らしが賄えそうで助かった。テーブルのコストコパンを見た時はどうなることかと心配したが、彼女にはちゃんとした計画が出来ていたようだ。
そういうわけで、いつもは朝食無しがほとんどだけど、せっかくの彼女の気配りに感謝して、万善寺の早朝のアレコレを片付けてから、朝食の支度に取り掛かった。
冷蔵庫で眠っていたタマゴと芽が伸びたジャガイモを使ってスペインオムレツをつくった。そのタマゴとジャガイモとコーヒー以外はすべてワイフが持たせてくれたもの。
久しぶりの朝食だから胃がびっくりしないようにゆっくりと時間をかけて完食した。

いつものように朝から暑くて、南向きの縁側はすでに30℃を超えつつある。
境内の草も伸びてきたが、この暑さが落ち着くギリギリまで何もしないで伸ばしておくことにした。見かけはみすぼらしい荒れ寺に見えるが、草の御蔭で少しは地面の照り返しも和らぐはずだ。室内は野外より少しはマシだが、それでも暑い。30分も用事をすると全身汗まみれになる。
少し前から、3年前まで寺務所兼用寝室にしていたボクのロフトを片付けはじめた。
そのロフトは庫裏玄関の真上にあって、夜は下に誰もいないから少々ドタバタ暴れても全く気にならなくて都合が良い。昔は寺の過去書類や季節ごとの模様替えや布団や衣替えの衣類や法事の引き物などを仕舞う物置部屋にしていた。中学校へ入った時に両親から許可をもらって自分の勉強部屋にした。それから3年前までズゥ〜〜〜ッとボクの部屋になっていて、今は、いらないものばかりがホコリを被って置きっぱなしになっているので、そろそろ断捨離を兼ねて片付けることにした。

数年前に一度思い切って部屋に溢れかえった本の整理をしてかなりの量をBOOK OFFへ持ち込んだ。重たい思いをして運んだ労力の割に価値の評価がなくてガッカリした。そんなことなら、はじめから紙屑の回収業者へ持ち込んだほうがまだマシだった。
本は古くなっても食材のように傷んで腐ることもないし、いつまでも置いておける。
断捨離するにも、すべての本に詰まった思い出まで一緒に捨てているようでやるせないから、せめて図録と専門書と単行本と文庫本だけはこのまま寺へ残すことに決めた・・・って、結局捨てる本ほとんどないじゃない・・・

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2018-07