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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

眼前の事実 

2018/07/25
Wed. 23:05

吉田家の夫婦は二人してそれぞれ幾つかの持病を持っていて、死ぬまでソレと付き合い続けるしか無いまま今に至っている。
だから、定期通院とか定期検査とか薬の補充とかが欠かせない。

私は日中寺にいることが増えたので、病院の開業時間内に間に合わなかったりすることが多くなった。
ドクターに相談したら、寺の近所の病院へ紹介状を書いてあげようかといわれた。
それでも良いと思ったが、その病院は小さいながらも地域唯一の簡易的な総合病院になっているから、定期通院とか受診とか、今の開業医のような自由が効かなくなって何かと窮屈になる。それで、ひとまずもう少し様子を見ようと云うことに決めたのだが、それからそろそろ1ヶ月が過ぎて薬のストックが無くなってきた。自分の身体のことだから自分で責任を持って面倒を見ていくしか無いことだが、とにかく病院嫌いはどうしようもない。

先日ワイフの定期通院があって、それから数日後に定期検査があった。
ワイフの通院にはできるだけ付き合うようにしていているのだが、どうも病院独特の建物に染み付いたような匂いを嗅いだだけで病気がひどくなりそうな気がして、私の方は彼女を玄関先まで送り届けたら、そのまま半日くらいアチコチで暇つぶしをしながら彼女からの連絡を待つことになる。
暇つぶしと云っても、それはソレでボクだけの貴重な時間でもあるからできるだけ有意義なものにしようとする。
本屋めぐりをしたり、マッサージの予約を入れたり、コメダ珈琲でデスクワークをしたりしていると、アッという間に時間が過ぎてワイフから電話が入ってくる。
二人とも、もうそれなりにそれなりの年齢になってすでに先が見えているし、今更ドタバタジタバタしてもはじまらない。

最近、人工も自然も何かしら不穏な動きが目立って、それが地球のアチコチで連続して生じると、私のようなチキンオヤジはどうもそういうことが気になりはじめて平静でいられなくなってしまう。
昭和初期の政治家で立憲民主党の斎藤隆夫さんの記事を見つけた。
政治の世界にチンプンカンプンで分からないことだらけだが、斎藤さんの弁舌はとてもわかり易くてダイレクトに頭へ入ってきた。
曰く・・「ひとたび戦争が起これば、問題は正邪曲直、是非善悪の争いではなく、徹頭徹尾力の争いであり、強者が弱者を征服することである!」・・と。
先日の広島や岡山や愛媛の災害にしても、自然の驚異を前に、人工はひとたまりもなく飲み込まれたふうに思える。
あの洪自誠さん曰く、「執相非真、破相亦非真」・・「現実へ執着がすぎれば真実を見失い、現実を無視してもまた真実を見失う」・・と。

何事も眼前の事実にキチンと謙虚に向き合うことが大事なことだと改めて気付かされた。

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2018-07