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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ポテトサラダ 

2018/08/14
Tue. 23:28

オヤジの単身赴任一人暮らしが続いている。
中国山地の海抜450mくらいのところに寺があって、すぐ裏には1000m級の琴引山が鎮座している。
どちらかと云えば高原地帯で、いつもなら夏も暑いなりに比較的爽やかで過ごしやすい。
Web環境や携帯電話の電波事情など、現代市街地のように一般的な便利生活が充足して保証されているわけでもないが、それなりにそんなもんだと割り切って、それに慣れてしまえば、それほど不便を感じること無く過ごすことができるようになった。

それにしても、今年の夏は例年と状況が違って、何もかもが今までに経験がないほどのきびしい猛暑が続いて、棚経が本格的になる前から日頃のたるみきった体力を完全に使い果たしてしまった。
これから万善寺のメインイベント施食会に向けて準備作業が本格化する。
毎年のことで夏の事情がわかっているじゅん君に7月のうちから調整をお願いして、2・3日だけ寺の整備作業をお願いしておいたのだが、結局直前のドタキャンで期待の半分程度しかオヤジに付き合ってくれなかった。
いつもなら、そういうこともあるだろうと、おおよそ予測して当てにしているのだが、今年に関しては彼への期待が少し過ぎてしまって、ドタキャンの精神的ダメージからなかなか立ち直ることができなかった。

そういうわけで、施食会準備がピクリとも動かないまま、棚経をして通夜を仕切って、あっという間に一日が過ぎた。
いろいろと考え事が脳みそをグルグルと駆け回って、身体は疲れているのになかなか寝付けないまま一夜が過ぎて寝不足のままむかえた朝は、久しぶりに涼しくなったというより、寒く感じるほど気温が下がっていた。お陰様で午前中の棚経は楽に過ぎたが、午後からの葬儀に向けて寺の仏具を準備したりしている間にどんどん気温が上昇していつもと変わらない猛暑に戻った。
このたびの葬儀は、葬祭業者の無い家族葬のようものになっているから、会場へ葬儀の祭壇があるだけで、それ以外に必要な仏具の殆どは寺で準備するしか無い。昼食抜きで改良衣のまま大汗をかいて銀くんへ必要なものを積み込んで葬儀会場へ走った。
ボク一人で導師から鐘つき坊主や司会進行までして引導を渡して参列の焼香がすべて終わると、急いで納骨の準備へとりかかって喪主家のお墓へ移動して墓前のお経を読んだ。あとは自宅の祭壇を整えて初七日のお経と簡単なお話を添えて、使った仏具をまた銀くんへ積んで寺へ帰ったのは夕方だった。
これだけの仕事量だと、世間の一般的な葬祭業で「どの位の請求がくるのだろう?・・」と、一瞬俗な打算が脳みそを走ったが、結局は島根の田舎坊主の相場で全てが決着することも分かっているので、すぐに夕食の現実に思考スイッチを入れ替えた。

このところ、お布施で頂いた各種夏野菜をセッセと消費している。
料理というほどのことでもないが、たまには少し手間のかかることでもしてみようと、ポテトサラダと野菜スープをつくった。今度の夕食で冷凍のパンが無くなる。

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