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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雨後の筍 

2020/05/11
Mon. 23:26

銀山街道はいつもの交通量が戻った。
この1ヶ月は日に日に行き交う車も減って、毎日の通勤坊主が楽になって、あれほど静かな連休は今まで経験のないことだった。
いつのまにかそういう毎日に慣れてしまっていたようで、後ろからあおってくる車もいないし渓流に沿って続く銀山街道の春の移ろいを愛でながらのんびりと銀くんを走らせていた。
週が開けても同じようにのびりとハンドルを握っていたら、気がつくとバックミラーに通勤の乗用車が何台もつながって見えて、ソレが自分のせいだとわかって焦ってアクセルを踏み込んだ。
飯南高原に入って出雲街道と合流するまで数台の乗用車が後ろをついてきて、そこから広島方面へ曲がって左右に別れた。出雲街道は広島と松江を結ぶ主要国道で今朝はもう県外ナンバーも走っていた。
コロナ自粛はまだ続いているはずだが、飯南高原だけ見るといつもの日常が戻っているふうに感じる。

万善寺の参道を登って玄関前に銀くんを横付けしてエンジンを切って運転席から降りたと同時に電話がなった。
タイミングがあまりに良すぎて焦ってしまって、電話をコンクリートのたたきへおもいっきり落としてしまった。急いでひろいあげると強化ガラスの保護シートに割れが走って本体のガラスも角が欠けてかなりひどい損傷だ。それでも、電話の機能は動いていてちゃんと普通に話もできたから少し安心した。
万善寺から保賀川を渡って向こう岸のU家からだった。どうやら銀君が寺の参道を登ったところを見ていたようだ。もう一呼吸ずらして電話してくれれば「取り落とすこともなかっただろうに・・・」と、いやらしくも自分のミスをUさんのご主人のせいにしてしまいそうになった。

緑の羽根と赤い羽根基金の集金が合わせて900円。
マスクの各家配布2回目は5枚(ちなみに1回目は7枚だった)。
それから「ふるさと応援宅配助成制度について」という、気持ちはわかるが運用方法がよく理解できない書類。
以上の用事で今から寺へ来るというから「イヤイヤこちらから伺いますから」と電話を切ってそのまま支払いやら受け取りやらした。

飯南高原は朝から暑い。
これから気温がグングン上昇しそうだ。
庫裏玄関の式台へ荷物を入れて、そのまま境内を一巡した。西側の軒先まであと1mくらいのところで筍が数本伸びているのを見つけた。このままだと近い将来座の下で伸びた筍が畳を押し上げてしまうだろう。今のうちになんとかしないといけないと思うが、自然を相手に住職一人の作務では限界を感じる。
さっそく飯南町の宅配助成制度を利用して掘った筍でもおくってやろうかなぁ〜・・

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2020-05