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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

星が降る 

2012/12/13
Thu. 05:55

アンサンブルの島根県大会も間近にせまり、キーポンは連日夜の8時過ぎに帰宅します。
もうその頃になると、路線バスも走っていないので、結局ほとんどの場合、私が高校まで迎えに行くことになります。

子供の部活も、ここまでくると親の負担も増すばかりで、果たして今の学校教育においてそこまで熱心に部活をすることが必要なのだろうかと、ふとした拍子にそんなことを思って、疑問を感じたりしてしまいます。

私が学校へ通う頃と比較しても、時代の相違がありすぎてくらべものにならないでしょうが、あの頃は、今に比べると先生も生徒も、もっともっとのんびりと余裕をもって学校生活を送っていたように思います。
それに、生活の基本的習慣を崩さないように、親の方も厳しく子供をしつけたりもしていて、そのような暮らしが機能していたから、私のような自堕落な人間でも、まがりなりに「早寝早起き朝ご飯」の暮らしが子供の頃から身に付いていたのだと思っています。

それはさておき、そんな訳で、親子水入らずの吉田家の夕食が終わって落ち着く頃には、すでに10時前後になっています。
昨夜も、最近はやりの「LINE」とやらをつついていたキーポンが、「○●君、今部活終わったって!」といっているもので、時計を見たらすでに9時過ぎ。
まだ高校生の年齢で、社会人とどっこいの暮らしぶりです。
今の日本、親も子もなかなか毎日鍛えられております。

朝のうちのぱらついていた雪も昼前にはあがって、夜の石見銀山はスッキリと晴れ渡って、空の星が降ってくるような勢い。
キーポンと二人でしばし見惚れてしまいました。

現在、私が書斎にしている部屋の天井には、まだノッチが小学校に通っていた頃の二段ベッドの名残で、蛍光のお星さまが張り付いています。
吉田家は、石見銀山の町並みでも江戸の大火を免れた古いほうの民家で、既に築300年近く経っているようです。
その天井が、その頃からのものかどうかは分かりませんが、とにかく、新しいものでないことは確か。
積年の煙で燻されて、カチカチに固まっています。
その様子を見ていると、新しいばかりが良い訳ではないなと、自然とそんなふうに思ってしまいます。

ノッチのお星さまも、なかなか風格が出てきたように思えるのは、単なる気のせい??
今でも、部屋の明かりを消すと、しばらくの間ほんのりとまたたいています。

IMG_6418.jpg

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