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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

新春初登場 

2013/01/05
Sat. 08:44

坊主正月も、何だかよく分からないうちに1日が過ぎ、夜になり、眠くなって、気がつくと朝。
何だか曖昧なまま終わってしまいました。
それでも、嬉しかったのは、わざわざ石見銀山の友人が、娘さんの家族と連れ立ってお参りしてくれたこと。
私より一つ年上なので、今年が還暦のはず。

彼とはもう30年近くの飲み友達で、私の彫刻の数少ない理解者の一人でもあります。
最近は、二人ともそれぞれ自分のことで首が回らなくなって、酒を酌み交わすことも1年に一度あるかどうかといった状態。
すぐ近所の、同じ町内に暮しながらこの有様ですから、やはり、同好の士というか、同じ穴のムジナというか、自分の周辺事情を精査してみると、日本全国にちらばって、ばらばらにそれぞれ勝手に暮しているようでも、電話やメールや手紙や、時には1日一晩かけて会いにいったりきたりと、彫刻を作っている仲間というのは、固く繋っているのだなぁと改めて思ったりします。
もっとも、彼には彼の方で、自分のシンパが全国に散らばっていて、そのネットワークの広さは、彫刻家の繋がりのような脆弱なものではないので、はじめから私などと比べてもしょうのない話なのですが・・・

年末から正月のあわただしさの中で、気持ちが高ぶってイライラが蔓延していた万善寺も、ここにきて、少しずつ日常の静かな暮らしに戻りつつあります。
一般的にみると東堂老師夫婦は高齢者の仲間入りをしている年齢で、世間的にいえば夫婦欠けることなく長生きをして幸せ者と見えるでしょう。
最近、思うに、果たして本当にそうなのか・・
自分の周辺や、檀家さんの家庭事情など見渡して見ると、世代交代に失敗して、身内のいざこざが絶えなかったり、連絡の糸が切れて一気に疎遠になったり、日々の暮の忙殺で年寄りを施設に預けてそれきりになったり・・
万善寺の状況も似たり寄ったりで、坊主家業にどっぷり浸かる盆正月になると、日本の抱える高齢者問題が、急に自分の周辺で身近な現実味を帯びてきます。

私の義父が亡くなった当初は、残された義母の行く末を心配して気にかけていたものですが、そのうち自ら自分の楽しみを見つけて、最近ではマイペースに溌剌と一人暮らしを乗り切っています。
それでも一人で過ごす盆正月のことを思うと、計り知れないほどの寂しさもあるでしょう。
さいわい、吉田家の場合は、お気楽な娘達が二人もおばあちゃんの近くで暮しているので、1年の節目節目には彼女達のお世話になって、様子を見てもらったりしています。
そんな訳で、本邦初公開!ワイフのお母さん登場です。
結構、お茶目でしょ!

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