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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

釈迦の教え 

2013/01/09
Wed. 07:22

昨年末から七日務めが続いていて、昨日も定刻にお邪魔して、おつとめも含めて約2時間ほど、お茶を頂きながら色々なお話をしてきたところです。

私の七日務めのお話の定番は、般若心経の解釈。
49日まで7回ほど、短時間のお話をさせてもらっていて、二百余字のお経のほぼ半分どころまで、漢字を一字一字追いかけながら、その字に含まれる大切な意味などをお話しさせていただいています。

般若心経は、お釈迦様のお話のエキスのようなお経ですが、宗門開祖の道元さんのお話は全5章の和文のお経になっていて、この2つのお経を読み合わせていくと、それぞれの偉い大和尚さんが、仏法をどのように解釈してどのように解説していらっしゃったかが、一般檀信徒の皆さんへも比較的わかりやすい言葉で伝わっていきます。

常識の概念で、仏教というと、冠婚葬祭の慶弔ごとを取り仕切る程度の認識しかないと思われますが、実は、葬祭ごとの坊主の役割は、仏教の長い歴史の中であてがわれてきた単なる役割の一つにすぎません。
そのあたりの認識のズレがなかなか修正出来ないまま、現代日本の宗教離れや、やたら儀式ばった高額の葬祭事業の蔓延を助長している現状を見るに、曖昧として分かりにくい、目的の定まらない日本の宗教事業の実情を改善しない限り、シンプルに釈迦の教えを正しく伝え学びあう関係は成立しないだろうなぁと思ったりします。

もっとも、坊主の本分は修行にある訳ですから、布教活動は二の次と言われればそれまでですが、私のような末寺のナンチャッテ職業在家坊主は、それで生活しなければいけませんから、なかなか修行三昧で暮すことも出来ないのです。

七日務めが終わって、寺のロフト書斎を片づけて、キーポンの迎えなどの用事を目指して移動の道中、そんなことをぼんやりと思ったりしたところです。

しばらく前に送ってくれたキーポンの部活新年会の様子。
なかなかチームワークもよろしいようで、みんなそれなりに楽しみながら学校生活を送りつつスクスクと成長しているようです。
これくらい若い頃の成長期に、精神を正しく鍛えることが出来たら、とても立派な人間に育っていくような気もするのですが・・
そんなことも含めて、先生方は学校教育の其所此処で日夜努力していらっしゃるのでしょうねぇ・・

来週は、早いもので5・7日の35日。
八正道のおはなしでもさせていただこうと考えているところです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
釈迦の説法 「八正道」

正見ーしょうけんー
  修行によって得られる釈迦の智慧
正思惟ーしょうしゆいー
  俗世間で重視されたり、望み求めたりすることの否定(正業に通ず)
正語ーしょうごー
  嘘や暴言、無駄話や悪口を言わない
正業ーしょうごうー
  殺生、盗み、淫行、深酒など、道徳に反する行為をしない
正命ーしょうみょうー
  社会に貢献出来る仕事を営み、規則正しい生活を行う
正精進ーしょうしょうじんー
  過去現在未来において、不善を排除し、善を増幅させる
正念ーしょうねんー
  自分の現状を正しく認識する
正定ーしょうじょうー
  集中力を高め正しくすること・・先の「正見」が得られる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エグザイル

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