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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

平成の木版 

2013/01/22
Tue. 07:08

万善寺では、1月の主な行事も今週でほぼ終了します。
1月は、全てのご縁日が初になるので、その日は何時ものおつとめにご縁日の仏様のご真言陀羅尼を添えて、若干丁寧におつとめをさせてもらっています。

後学のために・・・
○お薬師様・・8日
○観音様・・18日
○お大師様・・21日
○お地蔵様・・24日

このご縁日は毎月やってくるので、昔々の庶民のみなさんは、この日を仕事のお休みにして、それぞれの仏様がお奉りしてある最寄りのお寺へ行楽がてらのお参りに出かけたりしていた訳です。
こうしてみてみると、実に都合よくそれぞれのご縁日が1ヶ月の間にちりばめられていて、今も昔も、せいぜい1ヶ月に4日ぐらいはゆっくり休んだくらいが良さそうだという気になってしまいます。
万善寺の場合は、観音様がご本尊ですから、毎月18日にはご縁日のお参りがあっても良いことになりますが、平成の世では、なかなかそのようなお参りもないのが実情です。

この、ご縁日の他にも節句のお祭りなどが入るので、「坊主の仕事は、お葬式と年回法事だけでは無いのだよ!」ということがお分かりでしょう。
そんな訳で、2月の行事は節分と立春、それにお釈迦様の涅槃会があります。
東堂さんが外回りに出かけられなくなりはじめてからは、このような寺内諸行事は、出来るだけ自力でおつとめをしてもらおうと、密かに企んでいます。

出来たら、ご近所のお参りもあったりすると、はりきって張り合いも出てくるので、昨年あたりからは、色々事前にお知らせなど配ったりして、お参りを促したりしているところです。
まぁ、そうすぐには結果が出るものでもないでしょうから気楽に考えているところですが、今年は、しばらく途絶えていた「立春大吉」のお札配りを復活させようと思って、この前から版木造りにせいを出していました。
2月に入ったら、ご近所さんや地域の檀家さんをご案内がてらぐるっと一周してこようと思っています。

坊主ながらに、高度経済成長期を駆け抜けた東堂さん夫婦は、何につけ印刷物の均一さとキレイさに傾倒のきらいがあるようですが、私の方は、100枚足らずのお札のことですから、坊主の手間と心のこもったアナログ作業が良いだろうと思っていて、このところ、本堂の収納引き戸の奥でネズミにかじられながら放置されている昔の刷り物などを探しだしては復刻版で再利用しているところです。
残念ながら、「立春大吉」は印刷物しかなかったので、一念発起!
この度の版木造りになった訳です。

その立春大吉ですが、謂れが気になる方は何かのメディアでチェックしてください。
禅寺では、立春の前日、つまり節分の日に祈祷法要をして庫裏の玄関へ貼りだす習慣があります。

IMG_6888.jpg

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