FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

桜満開 

2013/04/21
Sun. 07:46

なんとなくヒマになれてしまっている感のある吉田にとって、一気に色々な用事が重なってしまうと、どうも落ち着かなくて無駄にドタバタと慌ただしくすごしている今日この頃でございます。

昨日は、万善寺お檀家さんのなかで1・2を争うほどの厳しい環境で暮していらっしゃるお宅へ年回法事に出かけてきました。

この先民家はゼロという中国山地の高地にお住まいのそのお宅は、山深い山地からの湧き水が集まって流れをつくりはじめた小田川の起点あたりに開けた小さな谷の山すそへしがみつくように暮していらっしゃいます。
昔々は、大雨が降るたびに家の前の川筋が変わって、堤防もないまま消えたり出来たりする田んぼを作り分けながら1年を過ごしていたとのこと。
その頃の苦労を知るおばあさんは、数年前から足が不自由になって、隣の家までも歩くことが出来ないとぼやきつつ、それでもそれなりに元気で、デイサービズ三昧を満喫の様子。
寺の老師夫婦もそんな暮らしをしてくれたらなぁ・・と、ふとうらやましくなったりしてしまいます。

今では代替わりした息子さん夫婦へ世間話の合間に年回仏事の謂れなどをお話ししていたら、気がつくとお昼過ぎ。
私のポンコツ君がやっとで通る小さな橋のたもとには、大きな山桜が満開です。
もう、平地はとっくに桜も散って花の季節はツツジに変わっています。
同じ島根県でこれだけ気候に差があることを春の草木が教えてくれます。
そういえば、塔婆の裏書に「百花春至為誰開」と書いたことを思い出しました。

「しまった!年回の謂れと世間話に紛れて、塔婆裏書がらみのプチ法話を忘れた・・・」
と、思い出した時は、すでに橋を渡った後。
いつまでたっても、緊張感の無いナンチャッテ坊主がぬけきれないところであります。

IMG_7290.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/1210-1e8c59d5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-08