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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

オヤジの役割 

2013/05/24
Fri. 08:18

耳鳴りと老師の朝課務めの読経で目が覚めました。
今朝も、とても良い天気。
カエルも元気よく鳴いています。

最近の老師は体調も良いようで、一箇所の身体の不具合を除けば声にも張りがあるし、とても元気で訪問介護のお世話になっているようには思えません。

どちらかといえば、私の方が体調不良でヘタっているかもしれません。
だからといって目先の仕事はより好みも出来ないし、ひとつずつ片づけるしかありません。不具合の足をかばいつつ、工場の土手の草刈りからはじめ、約束の時間がきてから近所のお店に設置してある薪ストーブの解体撤去へ出かけ、重たいパーツを一人で移動してきました。
自分でつくったストーブだから文句も言えないけど、久々に重たいものを持ちました。
もっと体力や腕力が落ちているかなと思っていましたが、それほどでもなくて、何とか最後まで踏ん張りもきいて、ヤレヤレです。
1年に2回のストーブ移動組立と解体の作業が、私の体力診断のようなものです。

そんな私も、そろそろ60歳。
田舎の方では、ひと昔前だったら、子供に代をゆずって仕事を絞って、季節ごとの祭や慶弔ごとで地域の行事に喜々としてかかわり、たっぷりと時間をかけて準備や後片づけをして、その度に毎日どこかでだれかと打ち上げをして、農繁期になると家族を支え、集落の手間替えでアチコチ忙しく動き回る・・・といった暮らしぶりの、元気なオヤジが各家に一人ずつくらいいたものです。
私も、小さい頃はそんなオヤジについて山へ入ったり川魚を釣りに行ったり、ほどほどに子守をしてもらっていたものです。
鋸や鎌や金槌や、色々な道具の使い方も教わったりしたし、釣りや狩の手ほどきもしてもらったりしました。

子供たちからは尊敬され、地域の若いものからは重宝がられ、何かと便利な気の良いオヤジさん達がいっぱいいました。
そんな時代があったことを覚えているのも、そろそろ我々の世代が最後になっているのかも知れません。

さて、私も年齢だけは当時の元気に重宝がられたオヤジ達とにてきたようですが、予定のたたない寺の仕事でドタバタし、老師夫婦の通院などで時間を使い、安定収入もないまま家族のお荷物になってばかりで、頼りになるオヤジとはほど遠い状態。
それでも、一仕事終わってワイフやキーポンや、それにネコチャンズに囲まれていると、「ヨシ!がんばろう!」という気にもなります。

さて、今日もこれから隣のお寺さんのお手伝いで鐘つき坊主をさせてもらいます。
それが終わったら七日務め。
それが終わったらすっ飛んで帰って・・・と、安定収入にはほど遠いものの、まぁ、それはそれなりに忙しい1日になりそうです。

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