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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

仏心は何処へ 

2013/05/26
Sun. 01:06

坊主も地に落ちたね!
自分もそんな奴らと同業同類かと思うと夜も眠れんわ・・

ということで、何を憤慨しているかというと・・

同宗の組寺の大般若会があって、手間替えのおつとめをしに行った時のこと。
一緒に随喜の和尚さんのお兄さんが亡くなったということで、葬儀の話題になりました。

その和尚さんは、現住のお寺の娘さんと恋仲になって在家から得度して結婚して婿入りされた方。
実家は関東の方で違う宗門の在家ご出身。
宗派こそ違え、今では自分も同業だからとでしゃばらないで、おとなしく親族席で葬儀に参列されるほどの徳のある分をわきまえた立派な和尚さんです。

何でも関東の方では、葬儀の必要経費が全てお寺の方で金額設定されているそうで、寺の仏事はとてもクールに事務処理されているのだそうです。
そこでそのお寺の場合は・・・戒名料40万円、院号料50万円、葬儀費用490万円也。
とても信じられない金額です。

そもそも人が亡くなった時に、仏式の葬儀になるのなら、戒名のつかない葬儀などあり得ないことで、戒名は仏になるための通行証のようなもの。
この世からあの世へ旅立つのに坊主が発行する通行証が40万円もするとは・・・
それに昔と違って今どきの院号は鉄道だとグリーン車。飛行機だとファーストクラス程度のもの。
それが戒名料プラス50万円・・・
坊主のもらいはまだこれだけではなくて、肝心の「お・ふ・せ」というやつがこれに上乗せされる訳です。
アホらしくて関東で死ぬ気にもなれません。
とても信じられない話です。

万善寺など桁が違うどころの問題ではありません。
お檀家さんが亡くなったら、戒名は授けて当たり前・・・というより授けさせて頂き、生前のお付き合いもありますから、些少の香典をつつみ、七日務めは仏様の名代で働かせて頂き、四十九日や年回法事には斎膳料代わりに御仏前をお供えし、施主様と一緒になってお見送りや成仏までのおつとめをさせていただいています。

私ごときの在家坊主でも、その位の仏事事情はわきまえているつもりですが、まぁなんともあきれ返ったタカリのようなアクドイ坊主もいるんですねぇ。
ああいう奴らは仏心のカケラもない物欲の亡者どもですね。

万善寺は本日もお務め。
四十九日のご法事には斎膳料代わりの御仏前。
親戚の(寺にも親戚はありますよ)おじさんの命日なので、そちらのお参りに御仏前。
中身の金額はともかくとして、キッチリと礼は尽くしているつもりです。

IMG_0125.jpg

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