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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展とは・・ 

2013/06/07
Fri. 07:38

小品彫刻の展覧会を思いついて今年で4年目。
毎年色々あるけど、よく続いていると思う。
そもそも、何故思いついたかと云うと、やはり万善寺の住職交代と老僧の病気、それに年々頑固になるおかみさんとの付き合い。
彫刻を制作する時間も含めて、しだいに周辺の環境が厳しくなって、なかなか自分のまとまった時間をつくることが難しくなって、フリーになる決心を固めて実行したのも、元々はそんな万善寺事情があったから。

老僧のように、10代から何年もかけてみっちり坊主修行をしているわけでもない門前の小僧上がりの在家坊主が、そろそろ引き継ぎ代替わりも迫っているのに、何もわからないまま何もしないで、我がままに自分の暮らしばかりを優先していてもマズイだろうと自覚したわけです。
その頃はまだ老僧もそれなりにシッカリしていて、年回のくり出しなどを普通にこなしていたので、もっぱら私の方はそれにおつき合いしながら少しずつ様子を探って色々な寺の寺務を覚えつつ、一方で石見銀山の自宅の一部屋で小さなギャラリーなど始めました。
工場の制作の方もそれなりに集中出来て、試作も繰り返し、クラフトの商品も出来始めてお客さんの出入りもにぎやかになって、何となくこんな感じでやっていけるかもしれないと期待が膨らみ始めた矢先のこと。
老僧の病気が思わしくなくなってきて、結局、ワン・オーナーの厳しさで、小さなギャラリーは気がつくと物置倉庫になっていました。

これじゃあいけないと一念発起して、彫刻の制作もキッチリ仕切り直して原点を見つめ直し、一方で、寺のこともあって自分の行動半径が狭まるのなら、全国の彫刻を島根県で見ることができるようにしようと逆転の発想からはじまったのがこの現代彫刻小品展なのです。
・・・というわけで・・・
島根の彫刻が元気になれば、自分の彫刻制作も刺激になるなぁと思って、慣れない展覧会事務に取り組んでいるところです。

「現代彫刻」と銘打っていますが、島根の現代彫刻小品展は・・・
「具象抽象問わず現在リアルタイムで彫刻の制作を続けている彫刻家が制作した小品を島根に集め、日本の片田舎で地道に制作を続けている連中を刺激する為の彫刻展」
と、解釈して下さいますようお願いします。

さて、いよいよ本日からぞくぞく届く彫刻の梱包をほどき始めます。

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