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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

人それぞれ 

2013/07/16
Tue. 08:00

このところ塔婆の裏書きによく使っているのが、「風過而竹不留声」・・その前にくるのが「風来疎竹」

石見銀山はとても竹の種類が多くて、一説には、そのほとんどが植林とのこと。
もちろん観賞用でもなく、造園用でもなく、食用のタケノコ栽培でもない。
その全てが、銀山の間歩の足場や道具、それに建材など、適材適所に使う為の必需品だったのだそうです。
今では、管理の手も行き届かなくて荒れるに任せた竹林ばかりですが、それでもそれなりに石見銀山の四季それぞれの趣をそこはかとなく醸し出していて、何気なく見渡す風景の要素の一つには役立っているようにも思えます。

そんな状態ですから、とても「カゼソチクニキタル」なんて雰囲気ではありません。
だから「カゼスギテタケハコエヲトドメズ」なんてのも現実ではありません。
でも、何となくその風景がまぶたに浮かんでくるようでもあって、結構好んで使わせてもらっています。
出典は、私の愛読書「菜根譚」・・・中国明時代の洪自誠さんの随筆のようなものです。
「菜」の字は長女のなっちゃんの一字にも使わせてもらいました。
彼女の就職が決まった時は、確かハードカバーの本をプレゼントしたと思いますが、今では枕代わりにもなっていない様子。

意味は・・まぁ、読んだ通り
解釈は・・まぁ、人それぞれ
坊主は・・話しのネタの一つで使ったりします
ワタシは・・ともすれば見失いがちの自分へのイマシメで時々思い出すようにしています。

IMG_1545.jpg

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