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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

老化のあとさき 

2013/07/25
Thu. 07:07

石見銀山はいやに蒸し暑い朝を迎えました。
このところ2日続いて老僧の通院にお付き合いしました。
1つは定期通院で、まぁそれなりにいつも通りの状態。
もう一つは神経内科の検査通院で、半年に1度色々な検査をします。
俗に云う認知症の検査です。

老僧が認知症の薬を飲みはじめて1年が経ちます。
そこで、この度は家族の問診もありました。
色々質問を受け、アンケートに答えましたが、いつもの事ながら世間を斜めに見ているいるような私には、どうも真面目に検査を受ける気になれないまま、悶々と時間が過ぎていったのでありました。

ようするに、質問の内容が「誘導」されているように思えてならないし、こうであるはずだとか、こうならなければいけないとか「確信」と「結論」が前提になっているようで、それが気になってしょうがなかったのです。
相手もその道で生計を立てるプロでしょうから、色々なデータの蓄積で総合的な判断にたどり着いているのでしょうが、私にとってはそんな細かしいことはどうでも良くて、要するに「年相応に心身ともに正直に老化している」ことが解ればそれでいい訳です。
いまさら、現状がどうとか、予防がどうとかいっても、症状が改善して10年20年と若返る訳でもないし、あれこれつつき回してストレスになったりプライドがキヅついたりすることの方が余計心配だったりします。
帰りの道中、今まで無いくらい独り言が多かった老僧をみると、余計にそんなことを感じました。

わからないものはわからなくて結構。
めんどくさければなにもしなくて結構。
気が向けば気が向くように、やりたいことをやって、食べたいものを食べて、酒でも飲んで酔っぱらって、我が侭いって叱られて、そんな正直な毎日を過ごしながら老化するほうがよっぽど気楽で良いと思うのはいけないことなのでしょうか?

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