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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

盆月事情 

2013/08/06
Tue. 07:27

棚行と云うと、例年は老僧のバイクを借りておつとめに回っています。
門付してお仏壇に近い奥座敷の縁側から出入りさせていただいて時間を短縮出来るし、坊主としては都合が良いのです。

今年は、延々と続く雨模様。
それも、予測不能の局地的集中豪雨。
その関係もあって、いまだにバイクへ乗る機会がありません。
最後にバイクを動かしたのが昨年の雪が舞う頃でしたから、もうかれこれ半年以上ピクリとも動いていない状態。
ヒョッとしたらバッテリーも上がっているかも知れないし、メンテナンスもなかなか出来ないし、なんとも予定の組みにくいやっかいな棚行になっています。

そんな中、琴引山の頂上にほど近くまで上りきってその先ひとけの途絶える最後の一軒(何故か万善寺のお檀家さんは集落のはしっこが多い)までお務めをして万善寺へ帰宅。
汗になった白衣と下着を洗濯機へ放り込んで、オヤジはシャワー。

汗を流して一段落してその日の業務日誌(つまり棚行帳)をまとめていると電話。
「もう、ずぅ〜っとまえにお願いしていましたが24日は大丈夫でしょうねぇ」
いやにタカビーで唐突な電話が入って、一瞬何のことやら脳みそ停止状態。
そういえば・・・おかみさんが例の如く物語のお話で延々しゃべっていたお大師さんの供養のことだ!・・・と何となく予測。
それに、「ずぅ〜っとまえ」も、私が聞いたのは昨日のこと・・
「○○地区のお大師さんのことですか?」
「それで、その日でお願いできますかいね!」
「あいにく、その日はすでに詰んでいまして・・」
「そがぁ云われても、いつもお願いしとりますがノ」
「8月は坊主も盆月で忙しいですから、空いたところへ早い順でスケジュールが入ってきますから・・・」
「そんな寺のこたぁ、こっちにゃ分かりませんけぇ!そいじゃぁいつぐらい前から云うときゃ良いんですか?」
「さぁ、それは皆さんの都合で、こちらが決めることでもないと思うんですが・・」
「だからだいたいいつ頃だと決められるんですか?」
「そぉ〜ですねぇ・・早ければ3〜4ヶ月も前からお話があったりしますねぇ〜」
「そいじゃぁ、前の世話人さんへその事云っておいてもらわにゃいけんじゃないですか!」
「・・・」
「そいじゃぁ、また改めて電話しますけぇ」
まあ何とも、電話口から伝わる怒気。
今年の世話人さんはよっぽど腹に据えかねるイザコザでもあったか、信心のカケラも持ち合わせていないか、はたまたそれが性格なのか・・・
結局、その後再度電話でスッタモンダあって、なんとも後味の悪いまま日取りを決めてひとまず決着。

あぁ〜今から気が重い・・・
お大師供養の当日までにまだ日があるし、そもそも「ご縁日とは何ぞや」と云うあたりをきっちりレジュメにでもまとめて、お話させて頂こうかしら・・と考えているところです。
だいたいに、曹洞宗の坊主が真言宗開祖さんの供養法要をつとめるというのもおかしなこと。
いちいちスジを通してばかりだと、世の中息苦しくなるばかり。
山寺の和尚さんも、くそしちめんどうに片意地はらないで、そうして今まで地域の皆さんとゆるくおつき合いしているわけですから、そのあたりのことは長い付き合いとして汲取っておいていただかないとねぇ・・
意味もよく分からないで惰性で続いている仏事なら、アタシャ何時でもサッサとご縁を切らせていただいてもいいんですけどネ。

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