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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

作務 

2013/08/13
Tue. 07:27

迫り来るお盆前、滑り込みセーフで万善寺歴代住職墓地の掃除終了。
このところ猛暑が続いて、日中に外でウロウロしていると坊主頭がジリジリ焼けるように熱くなってきます。
出来るだけ朝夕の涼しい時間帯で営繕の外仕事をしようと計画しますが、なかなか思うようにはかどらないまま、もう少しでお盆になろうとしています。

万善寺老夫婦のイライラがピークを迎えるのもこのお盆時期の事になります。
アチコチに首を突っ込んだり、片足踏み込んだりしながら、おおむね気楽に幾つかの用事を平行して片づけている私にとっては、寺の盆行事だけの仏事でほぼこの1ヶ月を使いきる彼らのシンプルな暮らしぶりが、とてもいつも以上に忙しくてかなわないとまで思えないのですが・・・
もっとも、年々年をとって身体が動かなくなって、昨年出来ていたことが今年は出来無くなって、1日で片づいていた仕事も2・3日かかるようになってくると、気持ちに焦りも出てくるし、頭の思いと身体の動きのズレが広がって、自分のモタモタさ加減にイライラがつのる・・・なんてことは、十分に予測も出来る訳で・・・かくいう私自身が、そのような身体の老化を意識する年齢にもなっていたりして、他人事ならず理解できるのですが、万善寺老夫婦は、なかなかその現実を素直に受け入れることをしたくないようなのです。

私も彼等の子供ですから、いずれそのうち似たような暮らしぶりになるのかなぁと、ぼんやりそんなことを思いつつ、鬱蒼と茂った椎木林の一角にある墓掃除をしていたわけです。
土地というと畑も田んぼも一握りで、それこそ植林や雑木の山ばかりしか所有の無い名実ともに山寺万善寺の墓地は、雪が降ると墓への道も途絶えるほど不便で遠いところにあって、昨年の落ち葉を片づける間も無く春のお彼岸を迎え、境内地の草刈りに追われているといつの間にかお盆になっていた・・というよな状態です。

そのような墓掃除も、あたり一面に漂う怪しげな獣臭のお陰で、なかなか厳しいものがあります。
「墓掃除をしていた坊主がイノシシや熊に襲われた・・」なんてことになるとまともにお盆も迎えられなくなってしまいますからね。

1日目は草刈り機のエンジン音で獣達を遠ざけ、2日目はiPod大音量のEaglesで獣達をビビらせ、ダマシダマシの墓掃除。

How long・・how long・・・
Woman will you weep・・・
How long・・how long・・・
Rock yourself to sleep 〜〜〜

今年は、いつに無く椎の実が墓地のアチコチで芽吹き、元気そうな青葉を足下に広げています。
丁度、自然の環境が彼等の発芽にピッタリだったのでしょう。
さて、秋のお彼岸にはどこまで成長しているか・・・
墓掃除の楽しみがひとつ増えたような気がします。

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