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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

彫刻三昧継続中 

2013/10/19
Sat. 07:50

どうやら、また巨大台風が近づいているようです。
今年の展覧会は、本当に鍛えられます。
一口に野外彫刻とか野外展示といっても、自然が相手ですから、口では「力作だ」とか「労作だ」とかいっても、自然の猛威と共存するには相当の覚悟が必要と痛感しています。

今は、六本木から気持ちを切り替えて竹野町の田んぼギャラリーに向けて制作を続けています。
それが終わって、六本木の彫刻も搬出して、新作をもう少し造って、11月の中旬には石見銀山の田んぼ彫刻展。
久々に彫刻三昧の年越しになりそうです。

このように展覧会が続くことはそう滅多にない事ですが、重なるときは不思議に重なってしまうようです。
東京から帰ってすぐに、色々展示条件などお話を聞かせてもらいました。
結局幾つかの企画を提案させていただくことにして、その後、コンセプトとか具体的展示条件などのやりとりがはじまったところです。
丁度良い機会だと思って、なんとなく最近思っている事をまとめてみたところです。
少しだけ転記しておきます。
お暇な方はどうぞ・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先日は、初対面にも関わらず一方的な話しを聞いていただきありがとうございます。

〜略〜

人間も老朽化しますが、それでも気持ち一つで日々新鮮に暮らすことが出来ます。
機械や建造物は経年変化と戦いつつひたすら退化して行くだけのことで、東西問わずそのあたりの工夫をしながら歴史を積み重ねて今に至っているはずです。

器が荒ぶとそこで暮らす人の心も荒びます。
日本の場合、わびさびなどと認識を代えて上手に朽ちる事を許容して自然と共存してきました。
欧州では堅牢な構造物で自然と闘ってきました。
それが風土で、人の心はその風土に育てられます。

さて現在、物流と生産と消費の回転で人の暮らしは絶え間なく変化し、直近の過去を捨て続けています。
ものと上手に付き合い、磨き上げる事を忘れ始めています。
今現在、「新しいもの」と認識されている事でも、日々過去に過ぎて「古いもの」に劣化します。

文化は義務で育てることは出来ません。
強い信念を持って自らを常に育み、研鑽し、次代に向かって提案することの絶え間ない継続が重要です。
まずは、自分の足元をしっかり見据えて基礎を強化することです。
それが揺るぎないことが重要です。
テーマとか、主旨主張は、そのような核を内在する事でわかりやすく明確なものになっていきます。
表面の五感に頼った表現は、ともすれば難解に誤解される事もしばしばですが、その根本は実にシンプルであるべきです。

自分が気付かないまま、いつの間にか実体のない主体のない形骸に固まったFreak WorkやFalse Workになっていませんか。
〜以下略〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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