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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

形而上的或壱日 

2013/12/03
Tue. 09:47

定期試験最終日を迎える本日のキーポンは、もう遅刻するんじゃないかと思うほど登校時間が遅くなって、お付き合いのオヤジはビクビク・・
途中、助手席では、マゼランがどうとかポルトガルがどうしたとか、征服したとか何とか・・もう、頭にも入らないだろう試験勉強らしきことで、ブツブツ云っておりました。

昨日は、東堂老師の何回目かの検査通院で1日を大田市の病院で過ごしました。
その間、1冊の本を読み上げ、他に何もすることが無くなって、痛む腰をダマシながら待合室のベンチで暇を潰していました。

とにかく、彫刻にしても坊主にしても何をするにも自分自身しか頼ることの出来ない厳しさを痛切に感じる今日この頃です。
あれをすればこれができない・・
これをすればあれができない・・
こんなことの繰り返しです。
日曜日のとみやま出前ワークショップのように、自分の他にスタッフが4人もいてくれると、とっても楽な気持ちになって、心の余裕も出てきて、安心感もあったりして、特別自分が何をしている訳でもないのに、どこかしらウキウキして充実感も感じたりしているような気がします。

日頃から、ほとんど自分一人でやりくりすることに慣れてしまっているようで、はたして、それが本当に良いことなのか悪いことなのか分からなくなったまま、いつのまにかそれが当たり前の習慣になっていたりします。

もっとも、回りの方からもあまり当てにされることも無い訳でそれはそれで気楽だったりする訳ですが、ことが身内の年寄りになると、一から十まで子供に頼りっ放しで、歳をとるということはこう云うことかなと、気付かされたりもします。
最近では、犬猫の寿命もひと頃の2倍近くまで伸びているのだとか。
人間と犬猫を一緒にする訳でもないのですが、吉田家の長老犬が19年と10ヶ月生きた時のことを思い出すと、現在の東堂老師の様子とあまりにもピタリと重なりすぎて恐いほどです。

東堂老師も、このままいけば、たぶん眠るが如く、あまり苦しむこともなく、現世に思い残すこともなく、それなりに心静かに逝ってくれるのではないかなと思っています。
きっと、そのようになってくれるよう、私がやりくりしないといけないのでしょう。

もっとも、そのようなこともあって、自分がやりたいことも出来なかったりするんですが・・
今さら、どぉーのこぉーのいってもはじまらないことでもあるし、これも、自分がいただいた人生なのでしょう。

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