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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

朝のティータイム 

2013/12/08
Sun. 10:24

例の如く、ティータイム・・ということで・・

本日のキーポンはとても忙しいのであります。
まずは何時ものように部活練習。
その訳は↓
〜〜〜〜〜〜
アンサンブルコンテストの校内予選があった!!
結果は本選に選ばれた!!
これからは本選に選ばれなかったチームの分までがんばる!!
応援ありがとうございました!!
〜〜〜〜〜〜
それに、ピアノ教室の発表会。
・・・オヤジとしては、そこまで音楽漬けの毎日を送っているのなら、もう少し積極的に自分の将来を考えても良かろうに・・と思ったりしますが、本人はそんな先のことまで考えることもしないで、毎日欲もなく暮らしています。
それはそれで自分の人生なので、ふりかえって反省するのも肯定するのも、自分の責任と云うことで良いのです!(・・と、オヤジは思っています・・)

吉田家唯一の社会人なっちゃんは、密かにボーナスを当てにしているようですが、オヤジの情報筋によると、日本経済の実態は冷え込んだままで、なっちゃんの働く中小企業まではアベノミクスの風が吹いていないようです。
ものの本には、「人心を引きつけ人道を説くには、まずは暮らしが豊かになることが肝心」などとあって、なんとなくわかる気がしないでもありません。
ところが一方で、「得」と「徳」を混同したり、間違って思い込んだりしてしまうような薄学諸氏が「豊」になっても、それはそれで社会のねじれを招きかねない訳で、なかなかやっかいのような気もする訳です。

しばらく前に案内を頂いていた知人の個展会期終了が迫ってきたので、朝も早くから石見銀山を出発して、ピアノ発表会前のキーポンを引っ張り回して、久々の家族3人で広島まで出かけてきました。
私は彼の展示作品の90%を既に知っていたので、さして感動も無くクールに鑑賞させてもらいました。
彼の絵画は、もう30年も前から延々と見続けていて、成長や変化の時間軸が比較的客観的に把握されています。
はじめの頃は年に何回か会う機会もあって、色々と制作や造形の方向性などのことを話したりしていたものですが、最近はお互い歳をとって会話もほとんど無いまま今に至っています。

作品の傾向としては、古典画法を駆使したシュールリアリズム的傾向にある純粋具象絵画と云った感じでしょうか・・
私の方は、抽象彫刻路線をうろついているので、彼の造形世界観からは遠いところで制作しているように思われていると思います。
しかし、私の彫刻制作や彫刻表現を通して認識する抽象性は、自分の周辺環境に点在するかぎりなく具体的なさまざまなものから触発される造形の集積と考えているので、表現の展開の方向性としては、もっともっと触発され抵抗する存在として認識されても良いような気もするのです。
鍛錬を重ねることで、技法や表現の豊かさは深まるかもしれませんが、それに満足するというか、欲が無くなるというか、どうもそうなってしまうとテーマの虚弱さがチラチラ見え隠れしてしまうという、なんとも救いようの無いジレンマを感じてしまうのです。

完成度を追求する上でその完成度を超える存在ははたして何か・・
未完成を完成させる・・・最近の吉田の彫刻は、そんなところで出来上がっています。
もう、随分前のこと・・・私がまだ彫刻を始めた頃に、彫刻の大先輩が酒の席で言ってくれた助言が今更ながら思い出されます。
「彫刻というものはね、立体だから絵みたいに端っこがないんだよ。かたちがどう回り込むか、どう回り込ませるか、それが大事なんだよ」
その先輩は具象の作家でした。
「それからねぇ、チョットだけ、かたちの弱いところをつくっておくんだよ。あまり完成度が過ぎると、観る人が疲れるからね」
なかなか、深い!
「あとね、忘れちゃいけないのは、色気だね・・」

この頃になって、少しばかりわかってきたような気がします・・と思ってることが、やっぱり気のせいだったりして・・・
むぅぅぅぅ〜〜〜、彫刻は奥深い!

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