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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

チラシ完成!の予定 

2013/12/20
Fri. 11:18

家族の迷惑かえりみず、朝の慌ただしい時は避けるとして、オヤジのトイレ読書は既に習慣になっています。

術後の経過も問題なく、予定より1日早く退院した東堂さんを、私の仕事の都合で一晩ほど石見銀山の自宅へあずかって、昨日寺へ送り届けてきました。
といっても、まずはいつもの病院へ報告がてらの通院からスタート。
石見銀山から、ダイレクトに寺へ帰れると思っていた東堂さんは、若干気落ちして、病院の玄関先へ結界君を横付けしてもしばらく放心状態。
とにかく、助手席からおろして受付をすませて診察を待つことにしました。

病院が変わるたびに、体重やら血圧やら血液検査やらお薬手帳の確認やらが続いて、診察が終わって支払いが済んで薬局で薬をもらって全て完了したのがお昼過ぎでした。
年末のこの時期に、平日の昼間中ひたすら粛々と通院のお伴をする自分の心境は、なかなか複雑なものがあります。

例の如く約200kmほどを走破して冷えきった自宅に帰ると、それまで気がつかなかった疲労がドッとやってきて、ズシリと身体の重みを感じつつ、まずはトイレへ直行。
洋式トイレの便座のぬくもりが心地よくて、しばらく落ち着いて書架の文庫本をパラパラめくっていると、ゴシックの太文字で強調された厳しい1行が目に飛び込んできました。
「不敬何以別乎」(敬せずんば、何をもって別たんや・・)
論語の一節です。
ここでは、親を「敬」することの解釈を問われて、孔子がこのように答えています。
「別」というのは、親に対する「何か」のことを言っていて、孔子は馬とか犬を例えにしています。
親の面倒を見ると云うことは、「敬う」という気持ちが無ければ、犬の世話をしているのとドッコイだ!・・と云う訳です。

私が彫刻を造りはじめた頃のことですから、もう30年ほど前になりますが、抽象を作り続けているベテランの彫刻家から言われたことがあります。
「自分の彫刻の出来不出来を、他の者や仕事のせいにしてもダメだよ!」
以来、言い訳がましいことは心して言わないようにしてきたつもりですが、やはり心の何処かで自分の思い通りにならないことへの不満が溜まってしまって、時々にそれが色々と態度や行動に出てしまっているのだろうと思ってしまいます。

なかなか厳しい年末を迎えていますが、この状況で出来る事と出来ない事をきちんと選択して、一つずつ優先順位を整理するしか無いと踏ん切りをつけました。
東堂さんの事や、万善寺の行事はまた別の事です。
そっちはそれで大切なことですから、きちんと向き合って、出来るだけの事をしようと思っています。
吉田正純は、一人しかいませんからね。
そんな訳で、本日個展のチラシが出来上がってくる予定です。

A4印刷仕上り見本

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