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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

大森小学校収穫祭 

2013/12/26
Thu. 08:49

何日ぶりかで少しばかり冬の青空が見えて、それだけのことなのに、なんとなく気持ちがウキウキして外に出る事が苦にならなくなります。
これから春が来るまで当分の間、こんな感じの毎日が続くのだろうなぁ・・と思いつつ、大森小学校の終業式へ出かけてきました。

世界遺産石見銀山のほぼ中心と云っても良い場所にある大森小学校は、現在児童数20人。
今年の4月に新学期が始まった時は、親の転出で児童数も減っていたのですが、その後逆に転入があって、色々めまぐるしく入れ替わりが続きながら、結局1年が終わる頃には元の20人をキープ出来るほどになりました。

この、全校児童20人とその保護者の皆さんに先生方が、アットホームでゆるやかな連携を保ちながら小学校を守り育てていらっしゃる訳です。
そのようなところへ、私など首を突っ込んで良いものなのかどうか・・はなはだ疑問である訳ですが、何故か年に何回かこのような小学校の節目の行事に声をかけていただいていて、イソイソと出かけてしまいます。

今度の校長先生は、野菜を育てる事に力を入れていて・・というより、ほとんどそれが趣味だったりすると私は勝手に解釈していますが・・1年を通して、子供たちや保護者の皆さんはもちろん、町内のお年寄りや有志の皆さんまで巻き込んで小学校農園を精力的に開拓していらっしゃいます。
ジャガイモにサツマイモはもちろん、キュウリやナスなどの夏野菜。
蕎麦に大根などなど、それはそれはものすごい収穫量です。
極めつけは、最近流行のグリーンカーテンまで野菜で作ってしまうほどです。

近年、2学期の終業式は、そのようなこともあって収穫祭を兼ねた・・というより、収穫祭に終業式がくっついた・・と云う感じの楽しい1日になっています。
何年か前の収穫祭に、大人の人手が足らなくて校長先生自ら大汗かいてそば打ちなどしていらっしゃったのをたまたま手伝うことがあって、それ以来、私はそばうち要員になっているようで、招待状が届くのも、ひょっとしたらそのあたりの下心があったりするのかもしれないと勘ぐったりしつつ、それはそれで嬉しかったりもします。

そんな訳で、今年も痛い腰をだましつつキッチリと延べ棒をふるってきました。
収穫祭の献立は・・・小学校の石臼で摺りおろしたお蕎麦、ふろふき大根、ポテトサラダ、大根の自家製お漬け物、薬味のネギやゆずまでほぼ80%が大森小学校産大森小学校消。
大森小学校版の地産地消というやつです。

こんな小学校は、滅多にないでしょう。
勉強ばかり一生懸命になって偉い人になる事もいいかもしれませんが、10人が10人とも社会のお手本になる立派な人物になる事も夢のようなお話で、そりよりむしろ心身共に健康で、痛みのわかる心優しい平凡な人物を育てる事も大切なような気がします。
大森小学校を卒業した4人の我が子も含め、みんなそれなりに立派に育ってくれています。
現在20人の子供たちのお母さんたちの中にも大森小学校卒業生がチラホラいらっしゃいます。
ひと昔前は当たり前のような光景が、今では珍しくなってしまった・・・そんな時代になったんだなぁ・・・

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