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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

公開審査会 

2014/01/26
Sun. 08:32

吉田家の四畳半は、一応私の書斎だと思っていて、だいたいのデスクワークはその部屋で済ますようにしています。
冬の間、書斎の暖房と云えばコタツだけなので、結構冷え込みます。
だから対策として、キャンプグッズが重宝します。
コタツ敷の上にテント用のフロアマット。
これがなかなか効果的な断熱になって、その上綿埃もあまり溜まらないし、なかなか気に入っています。
それから、何種類かのシュラフ。
窮屈なのが嫌いなので、全て封筒型で揃えています。
その1枚がコタツ布団代わりになって、他は座布団代わりになったり、寒い時の肩掛け代わりになったり、掛け布団になったり、敷き布団になっらりしながら、季節ごとに使い回しています。
ようするに我が家の書斎は、なかなか居心地がいいわけです。
そこで、キーポンがよく乱入してきます。
昨日も、ピアノ教室から帰ったあと、何処かに消えて見当たらないなぁと思っていたら、いつの間にか書斎のコタツに潜り込んでいました。

結局そのまま朝まで寝てしまって、オヤジとしてはほっとけないので夜中にシュラフの布団をかけてやったり、枕代わりに腕枕をしてやったりしながら、寝苦しい一夜を明かしました。
寝苦しさの原因の一つはそのキーポンですが、もう一つは、現代彫刻小品展の助成金に関してのものでした。
石見銀山を会場にして、2010年から続いていた展覧会も、2014年は難しそうな感じです。
昨日、助成金申請団体の公開審査会があったのですが、申請5団体の中で、条件付き採択となって、なかなか厳しいことになっています。
これから、出来るだけ早くコアなメンバーに集合してもらって、展覧会開催に関しての善後策を検討しなければいけなくなりました。

今年から、採択の選定基準が変わって、評価項目が細分化されました。
ざっと観た感じ、内容はとても具体的な評価点が列記されているようですが、しかし、私が熟読する限り、とっても抽象的な表現で、解釈の焦点を定めにくい内容に思えました。
それに何より、あまりに細分化されすぎていて、事業の主旨をそれらの項目に併せにくくなってしまったのです。

現代彫刻小品展は、島根県現代彫刻振興委員会の目的を達成する事業の一つとして考えられています。
内容は・・
「彫刻造形の表現活動の中で世代や性別、具象・抽象の枠を越え、常に研鑽と振興及び、地域の素材や環境を生かした自主的創造活動を次代に継承し、作家相互の連携をはかり、表現の交流をはかり、後継者を育成し、伝統と真摯に対峙し、彫刻表現の啓蒙拡充と促進に務めることを目的とする」
・・・とあります。
石見銀山での現代彫刻小品展は、この目的を達成するための一事業として2010年から当地内で開催を継続してきたわけです。

石見銀山が世界遺産登録となって7年目を迎えます。
遺跡の保全を継続しつつ、一方で将来の石見銀山をどのように活性化させ世界遺産価値を高めるかを問われつつある時と、私は思っています。
いつまでも過去の継承にしがみついて現状を維持し続けるばかりでは、気がつかないうちに、多様化する次代のニーズに取り残されることにもなりかねません。
過去の遺産を真摯に受けとめ、如何に今を輝かせることが出来るか・・・
それを如何に将来へ引き継ぐか・・・
石見銀山での現代彫刻小品展開催で助成金申請の主旨は、そこにあったわけですが、どうもそのあたりで助成母体の目的主旨と方向性が噛み合なくなってしまったようです。

助成金の獲得が目的であるのなら、いくらでもそれに併せて事業修正出来ることでしょう。
しかし、それでは本末転倒です。
石見銀山で彫刻の展覧会を開催する真の意味がゆらぎます。
キーポンに腕枕で痺れた頭で一晩考えた結果、私個人の気持ちは固まりつつあるところです。
あとは、コアなメンバーの意思統一を図ることで、今後の展開が決まります。

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