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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

おくればせながら「七つの習慣」 

2014/02/19
Wed. 09:43

書斎を模様替してみると、たった四畳半ばかりの狭い部屋なのに、視界が変化したせいなのかとても新鮮な気持ちになって、なんとなくウキウキして、引きこもりの虫が騒ぎはじめています。

メールのチェックやFBの回覧や、娘たちの書き込みを覗いたりしていたら、いつも印刷の無茶ぶりでお世話になっているAさんが書き込みをしていた「7つの習慣」のことでささやかに盛り上がっていて、思わずニヤついてしまいました。
この本の事は、たぶん、今年になってからだったと思うけど、なっちゃんが話題にしていて気になったもので、早速中古本を探して900円でゲットしたところです。

だいたいに、なっちゃんの性格上、わざわざ分厚い文字だらけの本を自分で買って読むようなタイプでないと思っていたのに、「本の話し聞いたから、早速本屋さんに走ろうと思っていたのに、色々忙しくしていたらコロッと忘れてしまった!」と、直ぐにでも読み始めたいような勢いだったので、昔は自分で進んで勉強をしたり情報収集したりすることもなかったし、「ずいぶんシッカリした大人になったもんだ」と感心する反面、たぶん買っただけで満足して、結局、本棚でホコリをかぶるか頭の肥やしにもならない枕代わりになる程度のことだろうと予測も出来るので、優しい子煩悩のオヤジがまずは自分で内容を確かめてみようと思った訳です。

多少の偏見も入っていますが・・・欧米作家の著書は、だいたい分厚い本が多いので、宅急便で届いた時は、「やっぱりな!」が第一印象。
パラパラとめくってみると、これはまともにページをめくっていたら、「最後まで読破する事はまず無理だろうな」がちょっとクールになってからの第二印象。
「はじめに」を読んで、挨拶を読んで、謝辞を読んで、讃える人々の一文を少し飛ばしながら読んで、目次をパラパラめくったところで、第二印象が確実になり、これでは子煩悩のオヤジのプライドが許さない!・・と、さてさていろいろ読み方を思案して、まずは、丸ゴシックを読破しようと決めました。
この丸ゴシックは、著者が遭遇したドキュメントで、この本の論点の導入や掴みどころにもなっているようで、まぁ事例の列記だろうと、自分で勝手に解釈したのです。
気になる事例の前後あたりの内容をチェックしつつ、本の各所に点在する図式を反復する事で、おおよその全体像が見えてきたところで、私の場合は、本を閉じたのでありました。

このところ、吉田の頭の中は「世間の器」と「仏の器」のことが、彫刻のかたちと混在しながら充満しているところです。
これを突っ込み始めるとキリがないのでひとまずは流してしまいますが、「7つの習慣」をザックリ云うと、吉田の思うところの「世間の器」に該当するであろう、現代社会をいかにたくましく生きるか、そして、いかに成功をおさめるかというような処世術をまとめたものと言えるような気がします。

山寺のナンチャッテ和尚さんとしての吉田的に大げさに言うと、この処世術なるものはたとえば十重禁戒とか七慢なるものと密接に絡み合っていたりして、なかなか素直に納得のできにくい難しい問題をはらんでいるわけであります。
現在の日本は、真の宗教不在とも言える気がします。
信心があることによって、現実のあざとい偽善的社会を清浄にたくましく生きることが出来ると思っているのですが、そのバランスが崩れると、限りなく一方に引きずられて歯止めがきかなくなってしまうような気もするのです。

Aさんの書き込みから、そんなことを思った寒い冬の朝なのでした。
上手い話しと机上の理論には気をつけましょうね・・・
・・・といっても、決して「7つの習慣」を否定しているわけではありませんので、お間違えのないように・・・

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