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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

日曜日の朝 

2014/03/09
Sun. 09:01

週末から日曜にかけてワイフが部活練習のキーポンを学校まで送っていってくれると云うので、少しゆっくりした朝をむかえています。
例の如く、土日も無くてダラダラ続く仕事をしているので別に暇なわけでもないのですが、世間的には私のようにメリハリの無い暮らしぶりで、今のようにデスクワークが続いて書斎に閉じこもっていたりすると「あいつ、毎日仕事もしないで昼間っからゴロゴロして何やってるんだかねぇ・・あんな大人になっちゃいけないよ!」などと社会の敗退者のような扱いをされているのでしょうが(チョットネガティブなひがみかもしれないけど・・)、人の脳みその中までは見通すことは出来ませんので、見て見ぬフリをしてソッとしておいていただきたいと常々思っている次第です。

3月に入ってからの石見銀山は、雪が無いだけで真冬並みに冷え込んで、毎日寒い日が続いています。
家にいると寒いので、燃料の薪が見る見る消費されていきます。
今の書類の目処がついたら、1日ほど薪造りにせいを出そうと思いつつ、冷えきった脳みそに血が巡るまでの短時間、朝のコーヒーをすすりながらこうしてプチプチとキーボードを叩いています。
そこで、ながら族世代の私に欠かせないのが、今はgould。
gouldというと、あのうなり声とbachもいいですねぇ〜・・というわけで、今朝は2時間半垂れ流しのbachを聴いています。

私は音楽は全然詳しくないので(彫刻だって特に詳しいわけでもないけど・・)、クラシックのこともよく分からないまま単純に自分の好き嫌いとその日の気分でながら聴きしている程度ですが、彼のピアノを聴いていると心落ち着くとか安らぐとか癒されるとかそういうことではなくて、むしろ心騒ぐというか強い刺激を受けることのほが多い気がします。
ドラマチックに感情豊かに弾きあげているという印象がなくて、淡々としてクールなピアノと自分のうなり声とが絶妙に解け合った彼のオリジナルを感じるのです。
結局は好みの問題でしょうが、bachにしてもmozartにしても何にしても彼の演奏だけは、何となく他と違っていて聞き分けることが出来るような気がします。
jazzでいうとkeith的な存在とでもいうのでしょうか・・彼のbachもなかなか良いと思っています。

キース・ジャレットというと、アルバイトで溜めたお金と丸井丸井のクレジットで始めて買ったパイオニアのレシーバーとダイヤトーンのスピーカーでFMのエアーチェックで聴いていた油井正一さんのアスペクト・イン・ジャズを思い出します。
当初は、まだカセットデッキなどの録音機材もなくて、アパートの角部屋の四畳半でひたすら夜更かしをしてスピーカーにかじりついて聴いているばかりでした。
その後、チビチビとバイトで溜めたお金の頭金とまたまた丸井のクレジットでティアックのドルビー付きカセットデッキを買ってからは、TDKのカセットテープに録音して、テープが伸びるまで延々と垂れ流しながらブルータスの石膏像をデッサンしていました。

そのブルータスの石膏像は、上野の芸大の裏の谷中の路地にあった石膏像屋さんで買ったもので、ここは現金払いでクレジットがきかなかったから、まぁその金を貯めるのにやたらと苦労したことを覚えています。
梱包されたブルータスを抱えて上野公園を20分歩いて山手線と小田急線を乗り継いで自力で運搬した時は、行く先々で注目の的で、その時が公共交通機関を使った私物運搬に羞恥心を感じなくなったきっかけだったような気がします。
その後、恥ずかしげも無く自分で描いた100号のカンバスをむき出しのまま電車に持ち込んだりしたこともあったし、粗大ゴミで捨ててあった使い古しのタンスを持って改札を抜けたり、まぁいろいろありました。

さてさて、そろそろ脳みそが動き始めたし、町並みの展覧会場のオープンが近づいたし、今日も1日、書斎に閉じこもってデスクワークに励みましょう!

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