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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

彫刻雪景色 

2014/03/15
Sat. 09:10

いいかげんな予想だけど、このシーズン最後の雪が降って、16日に終了する野外の彫刻展に華を添えてくれました。

昼を過ぎて3時くらいに徳島から金属彫刻の友人が訪ねてくれて、その雪をかぶった彫刻を見てくれました。
本当にありがたいことです。
彼は、もう半世紀以上徳島の方で野外彫刻の展覧会を切り盛りしている地方の彫刻文化振興の牽引者の一人です。
狭い日本なのに現代世間の常識では、「やはり文化の中心は東京だよね!」などと思っている皆さんが彫刻家に限らずたくさんいらっしゃって、何をするにもそれが基準になってしまってとにかくことのはじまりはその考えからスタートしてしまうので、本当にやっかいなことです。

野外彫刻は、やはり土地それぞれの環境と密接に結びついているものだから、その場所の様々な条件と上手に付き合って共生していかなければいけないものだと思っています。
たとえば、徳島の野外彫刻は台風の大風や大雨に延々と絶え続けることが条件だけど、雪害に耐えることはそれほど気にする必要はないとか、島根の石見銀山だとその逆だったりだとかそういうことになるわけです。
私など彫刻のほとんどは野外に置き続けているので、まずは設置する場所の条件を何度となくリサーチするところからすでに制作が始まっていると云った感じです。
だから、造る彫刻が決まって形になるまでとても長い時間が必要になります。

徳島のMさんとそんな制作者にしかわからない苦労話が出来てとても充実した一夜になりました。
野外彫刻の展覧会企画など私ごときが一人で出来る事でもないので、今のところ密かに胸の内で思い続けてそれをあたためてニヤニヤしている程度のことですが、いずれは実現したいものだと考えているところでもあります。
もう少しで1月から続いた彫刻の個展も終わります。
自分にとっては、とても良い刺激になったし、いろいろ考えることも出来たし、よかったと思っています。

IMG_0139.jpg

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