FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

町並みの小品彫刻 

2014/04/03
Thu. 08:40

早いもので、吉田正純鉄の彫刻展もあと少しで終了となります。
最終章は石見銀山町並みの古民家を会場に、小品彫刻を展示しました。
同じ彫刻が場所を代えることでここまで表情も変わってしまうものかと、制作の本人も少し意外な発見をしたところです。

日頃からあまり小さな彫刻は造ることがないので、見せかたの問題とか、置き場所の問題とか、仕上げの問題とか、これから色々工夫していかないといけないことが分かったように思います。
野外の大きな彫刻ばかり造っていると、いつも設置場所のことを考えながら同時進行で制作を進めているようなことが多いし、一度設置が終わるとなかなか簡単にアチコチ彫刻を移動することなど難しくなるので、借景も重要な制作上の要素になっています。
今回、冬の農閑期の田んぼに設置させてもらったのも、その田んぼの施主さんを筆頭に、様々な地域の人々の理解や協力がないと実現するものではありませんでした。

2010年から石見銀山でスタートした現代彫刻小品展も今年の開催が無事に終われば、5年目を迎えます。
5年連続で観にきて頂いた方もいらっしゃれば、5年間DMを送り続けて全く感心を示してもらえない方もいらっしゃいます。
人の気持ちや趣向は様々ですからそれでどうこう思うことも無いのですが、そんな状況を逆転して思うと、自分の造形や発表活動の怠慢さが浮彫になります。

これからは体力もどんどん衰えていくでしょうし、制作の回数や作品の点数や発表の機会も少しずつ減っていくでしょう。
彫刻の制作は、なかなか気力だけあってもどうしようもないこともあるので、そんなものだと許容するしかないことなのでしょう。
あまり無理することなく、出来る時に出来ることをコツコツ積み重ねていくようにしたいものです。

IMG_5376.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/1559-85d62ceb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2019-12