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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

春の夕日 

2014/04/20
Sun. 07:48

久しぶりに法事があった。
上法事(寺にお檀家さんがやってきて法事をする事を万善寺では「あげほうじ」といっている)で施主さん以下10人さまの団体。
今どきこの多人数は珍しい。
年回は17回忌と50回忌が二つで、計三つを一つにまとめてお務めしてくれとのことで、塔婆も三枚書いた。
これもなかなか珍しい。
色々事情があるだろうが、年回法事もやらないですます事の増えた昨今、まぁ三つまとめてもやるだけましだと思うしかない。

あえて俗っぽく世知辛い事をいえば、1回分のお布施で三つ分の法事をすませる訳だから坊主の暮しもなかなか成り立たない。
いっそのこと、きっちり4時間半かけて3回分のおつとめをしてやろうかとも思ったが、それも大人げないからやめた。
それで今日は別のお檀家さんで法事。
これも塔婆を2枚書いたので、内情はくどくど言わなくても分かるでしょ。

ご先祖さまもまともに供養してもらえない事が増えてきた。
もっとも、家が絶えてお位牌の引き取り手もないことも増えているから、宗教法人の総合的見解で善後策を協議して指針を示す事も必要な気もするが、そのような事はチンピラ坊主がいちいち考えなくても、すでに何処かの偉い坊さん方が取り組んでいらっしゃるのかも知れないけど、それも過疎地の山寺の和尚さんの希望的見解程度の事でしょう。
都市部周辺の新興住宅地にあるお寺では年々お檀家さんが増えて忙しくしていらっしゃる事も事実ですからね・・
戦後の高度経済成長を支えてリタイヤして往生の皆さん方の行く末は実に寂しくはかないものですなぁ・・

なんとなくグッタリ疲れて帰宅して、そのまま書斎にとじこもってメールチェックなどしているうちにウツラウツラと寝てしまっていた。
真夜中に猫に起こされたりしているからよけい疲れたのかも知れない。
近所のご夫人が珍しく何年ぶりかで訪ねてきてしばらく話し込んで帰っていったあと、キーポンのピアノ教室につきあって、そのついでの待ち時間に日本海まで足を伸ばした。
日が長くなったと思う。
それでも沈む夕日の絶景には少し送れてしまった。
春霞もあるし、春は好きだが地球が奇麗なのはやはり晩秋からだなぁと、改めて思った。

IMG_0616.jpg

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