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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ティータイム 

2014/05/22
Thu. 10:02

あなたはSiaを知ってますか?
たしか2010年に始めた現代彫刻小品展の準備をしている頃に「Soon We'll Be Found」という曲を聴いて、何かそのシンプルさが耳について離れなかった記憶がある。
Siaという彼女の名前もあの時の曲のタイトルもずっとあとになってわかった。

ほんの1週間くらい前だったか、例の如くなにげなく垂れ流しのインターネットラジヲを聞いていたら、またまた耳に入って離れなくなったフレーズがあってそれが気になって仕方がないものだから、コーヒータイムに気持ちを切り替えて検索をはじめたら、何とも気が抜けるくらい早くに見つかって、そのタイトルが「Chandelier」・・面白いもので、縁は異なものというか、それが何と、あのSiaの曲だった。
現代彫刻小品展をスタートさせて5年目にまた彼女が絡んできた。
とても偶然とは思えないほどのことで、その時は右耳の耳鳴りがいちだんと激しくとろけた私の脳みそを刺激した。

だいたい何を思って、どう考えて、なんのために、ライフワークのように彫刻を造っている坊主がいるかということを、時々ほんの少し真面目に考えることがある。
そうしたからといって、別に確かな答えが出るわけもないが、ひとまずはその時の到達点というか結論というかそのようなものを探ろうと努力だけはしているつもりだ。
今は自分にとって、彫刻を造るということは、やはりそれでしか出来ない正直な自分を表現する手段のひとつだと思うようになってきた。
まぁ、カッコよく言うと「坊主の墨跡」のようなものだと思うようにしている。
これが名僧高僧なら一つ一つの墨跡になかなかの値がついて、それだけで暮せるようになることもまんざら夢の話でもないが、私のようなコレッポッチ坊主は、「今回の彫刻はなかなか出来が良い!」などと自己満足しても、それが飛ぶように売れて暮らしが潤うことなどまず無い。
だから、そういう意味でのライフワークではなくて、もっと根幹的なライフワークとして彫刻を造っている。
そうすることで形而上学的に思惟し瞑想するにつながると思っているようなところもあるのです。

昭和の時代、ひと昔前は人生50年と言われていた。
平成の時代は、高齢化社会で人生80年も普通になりつつある。
だからと言うわけでもないが、私はこの歳になるまでは「どう生きるか」と真剣に考えて後悔しない毎日をおくることに努めて「彫刻を造ること」を具体的な生きざまに置換えてきた。
これからは、いただいた人生と思って「どう死ぬか」と考えて後悔しない毎日をおくるように努めて「彫刻を造ること」を具体的な生きざまに置換えていこうと思っている。

Chandelierの歌詞の1部です・・・

1,2,3 1,2,3 drink・・
1,2,3 1,2,3 drink・・
1,2,3 1,2,3 drink・・

IMG_1109.jpg

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