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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

絶景 

2014/06/01
Sun. 04:16

手間替えの大般若会があって島根県最高峰三瓶山を山越えした。
結界君はさすがに急勾配の山道がきつそうだったが、それなりにがんばって走ってくれた。
道中の温度計は32度になっている。
三瓶高原でこの高温だから身体がついていかない。
やっと5月が終わろうとして所々のアヤメがきれいに咲いているこの時期でこの暑さは身体にこたえる。
大衣に袈裟はまだ衣替え前の冬物が本当なのだが、軟弱坊主にはそれがとても我慢できないので夏物を用意した。
厳しい和尚さんに見とがめられて叱られるかと思ったが、結局みんな同じ思いだったようで、打ち合わせがあったように何事もなく夏衣になっていた。

それにしても暑かった。
帰りに、また三瓶山の山越えが終わったところでワイフが教えてくれた絶景スポットのことを思い出した。
もう何年も前にお世話になっていた中学校の校長先生から教えてもらったのだそうだ。
少しでも高いところへいったら吹く風も違って気持ちが良いかもしれないと期待もあって寄り道をした。
結界君を降りて展望台に出てみたら、やっぱり暑かった。
それに、期待が過ぎたのか雄大な展望は望めなかった。
たぶん長い年月のうちに山肌の雑木が伸びたせいだろう。
マメに管理をすることも難しいだろうからしかたのないことかもしれないが少しガッカリした。

石見銀山には山吹城といわれていた城跡の山があって、地元の消防団や史跡保存会のみなさんがマメに草刈りなどの営繕をして管理していらっしゃる。
町並みの通りから見上げても山頂の平地の形状や桜の枝ぶりが望める。
ということは、山頂からの眺めはその逆で石見銀山の町並みどころか、条件が良ければ遠くは日本海や出雲大社のあたりまで見渡せるし、もちろん三瓶山の勇姿も望める。

石見銀山の谷をはさんで山吹山の反対に銀の採掘鉱山の仙ノ山がある。
この山の頂上あたり一帯が昔は鉱山で働く人たちの住居や今で言う役所や管理棟や精練所などが集まった集落になっていた。
その場所へ登る林道の途中に展望の良い物見の場所があって、20年ほど前は家族で時々登ったりしていた。
あのころは見晴らしもよかったが、つい5・6年前にその場所まで行ったら、三瓶山の展望台と同じで斜面に植林されたスギの木が伸びて見通しが悪くなっていた。
それからまた数年して登ってみると、なんと足場パイプを組み立てて展望やぐらが出来ていた。
伸びたスギを切るわけにはいかないから、誰かの発案が採用されたのだろう。

その後、現在まで登ることがないから今どうなっているか知らないが、ヒョッとしたら展望やぐらがもう1段高くなっているかもしれない。
絶景を維持することもなかなか骨の折れることだ。IMG_1185.jpg

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