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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

猫騒動 

2014/06/26
Thu. 08:14

夕食の途中に現代彫刻小品展のことで電話が入って色々話している間になんとなく腹いっぱいになって食欲がなくなった。
すでにキーポンは食べ終わって席を離れているし、ワイフもテレビをみながらノンビリしている。
そのうち猫の姿が見えないことに気がついて探していると玄関の引き戸が少し開いている。
知らない間にクロがこじ開けてそのままネコチャンズが脱走したようだ。
そんなことがあって、もう完全に食欲が無くなってしまった。

しばらく夜の闇に向かって「くろぉ〜〜」「しろぉ〜〜〜」と呼んでみたがチリリとも音がしないのであきらめて静観することにした。
なんとなく落ち着かないままでいると、裏庭の方で「ギャワァ〜〜、フギャァァ〜〜・・」とけたたましい鳴声がしてきた。
あわてて飛び出して夜の闇に向かって猫を呼び続けていたらクロが興奮して帰ってきた。
しばらくの間なりふりかまわずすごい形相で「シャァ〜〜シャァ〜〜」威嚇してくる。

猫の喧嘩は鋭いツメでケガをする事が多いので、出来るだけ早く傷を見つけておいた方が良い。
オス猫のクロはオヤジににてチキン猫だから逃げ回っている間に下半身を引っかかれる可能性が高い。
反対に顔面や耳などの上半身にケガをしている猫は喧嘩が強いということになる。
猫の皮膚は三味線にするくらいだからよく延び縮みする。
その関係で少しの引っ掻き傷もすぐに傷口がふさがってばい菌の毒が回って化膿する。
そもままにしておくとどんどん膿が広がって熱が出てぐったりしてくる。
そのころから化膿で弱くなった傷口の皮膚が破れて膿が飛び出す。
野良猫はばい菌の抵抗力があるから自力で舐めて直すが、いたれりつくせりの軟弱飼い猫はそういうわけにはいかない。
傷らしきものが見つかったら出来るだけ早く病院へつれていって抗生剤の治療が必要になる。
家の内外関係ない自由な飼い猫は、何回かこういうことを繰り返しているうちにだんだんばい菌に強くなってたくましい猫になる。

だいたい人間が気がつかない間に、クロが脱走したルートを使ってシロもそれに続く。
メス猫は一般的に行動半径が狭い。それに臆病で慎重で小心者のわりには図々しく媚を売ったりする。そのくせ人間のスキを見てはつまみ食いして悪さをする意地汚いところがある。
吉田家の箱入りシロちゃんもそういう一般的なメス猫の性格を多分に有している。
こういう典型的なメス猫は、上手に喧嘩を避けることをするから、余程に予期せぬ出会いが無い限り、周辺に気配りしながら安全な場所を上手に探して、気が変わるまで同じ場所でジッとしている。
そんなお気に入りの定位置が何ヶ所かあって、そこを定期的に巡回していることが多い。
家猫でいる時も、脱走している時もだいたい似たようなもので、今回も夜午前様になってからつつましく玄関の引き戸をノックしてきた。
めんどくさいが開けてやらないとまた何処かに逃亡してしまうから入口を作ってやると脱兎の如く走り込んできた。
私に捕まるとこっぴどく叱られることがわかっているから、一気にワイフの寝場所まで走って媚を売る。

結局、ネコチャンズのおかげで色々気が立って眠気が失せた。
電話のおかげで食欲が失せ、ネコチャンズの騒動で眠気が失せ・・・散々な一夜になった。
今は、何事もなかったように私の足下でクロが寝ているから布団を上げることも出来ない。

まぁ、猫はだいたいこんなもんだと思うしかないし、なんだかんだ言っても憎めないからついつい甘やかしてしまう。

IMG_1355.jpg

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