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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ただいま進行中! 

2014/07/02
Wed. 09:12

何かにつけて人を頼むとか人を集めるとか人の心を掴むとか・・・そういうことはとても苦労するし難しい事だと思う。
だからといって、全部自分一人でなんとかできる事も結構少ないし、結局は気心が知れた近しい方々を頼って何かと無理をいってお願いする事になる。
お願いする方とされる方の立場は、どうしても色々な意味で上下の違いや温度差も出てくるし、みんながひとつになって事を起こし事を進めることのひた向きさを共有する事はハナから不可能な事なのかもしれない。

私の場合、どちらかといえば一人で思考し単独で動く事が多いと思っているから、だいたいの事はまずは一人で何がどうできるかというあたりから考えはじめてものごとを組立てているようなところもある。
そういうふうにすることが、周囲へ過度に期待しない分だけむしろ気楽でいられる。
彫刻の制作や発表もそうだし、万善寺の寺務や作務や仏事行事についても同じスタンスでいる。

石見銀山あたりではその地域で暗黙に機能している「おおだ時間」がある。
万善寺の周辺では「きじま時間」があって、狭い地域ながら隣同士の認識理解感覚が少しずつ違いながら重なり合っている。
その微妙なズレながらの重なりが広がって「しまね時間」なるものを形成している。
まぁ簡単にいえば、1・2の「さん!」でスタートするか、1・2の3・「パ〜ン!」でスタートするかの違いのようなもの。
この程度の誤差は、日常の暮らしのアチコチでゆるやかになんの障害もなく機能している。
吉田一家でもワイフ時間やキーポン時間もあって、もちろんオヤジ時間も存在する。
現代彫刻小品展の出品申込〆切が過ぎて7月になった。
この〆切も、さきの「しまね時間」なるものを念頭に、過去のデータを集積して決めたものだといえば、なかなかの事務処理能力と思われるだろうが、それに知る人ぞ知る「彫刻家時間」なるものも考慮するとなるとこればかりは作家個人の性格の問題になるからとてもそこまで思慮深くものごとを推し進めるほどの能力は吉田にあるはずもない。
結局なりゆきの「カン」というヤツで〆切という最初のハードルを突破している。
そんなわけで、7月に入ってから一気に集計作業を始めた。
今回もまぁまぁの出品点数を確保できそうなのでホッとしている。

ワークショップでお世話になる彫刻家の白石さんから工作見本が届いた。
もう一人の居上さんもいろいろメールでやりとりをして、内容が煮詰まっている。
他に数人の作家へ声をかけていたが、これは音信不通状態が続いて今に至っているから、そろそろ「しまね時間」も限界かなと思っている。

当初、現代彫刻小品展に併設のワークショップのような感じで始めたのだが、助成金を頼るとなかなかそういうわけにもいかなくなって、近年はワークショップに現代彫刻小品展が併設されているような感じになりつつある。
どうも最近釈然としないものがあって、そろそろ今後のいく末を再考する時期にあるのかも知れない。
彫刻家の皆さんへ講師をお願いする事も主催事業の締めつけが厳しくなるとどうかと思う。
せっかくのことだから、楽しく気持ちよく講師を務めてもらいたいし、自分の実績に繋げてもらいたい気もする。
いずれにしても協力を頂いている彫刻家の皆様に失礼がないような展覧会になることをめざして、これから当分の間は眼前の事実と向き合おうと思う。

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この記事に対するコメント

白石さんの工作見本、素敵ですね!
年齢問わず楽しめそうなワークショップで参加する方いいな〜

助成金やワークショップや講師、みんなが活きた関係でありたいものですが..
考える所があるようですね。

オーイくぼぐっちゃん #- | URL | 2014/07/05 17:48 * edit *

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