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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

梅雨の一日 

2014/07/14
Mon. 08:13

松江での法事が終わって、途中仏具屋さんへよって用事をすませて、一日中降り続いた雨の中を夕方になって帰宅。
燃料高騰のなか、長距離はとてもつらい。
汗になった白衣や汚れた足袋などを洗濯カゴへうつして湿っぽい居間をウロウロしていたらフローリングになにやら見慣れぬ物体を発見。よく見ると雀の死骸だった。

一日留守にしている間に、吉田家のネコチャンズが脱走して雨の石見銀山をしばらく散歩していたらしい。
ワイフから一部始終を聞いていた後だけに、「さてはクロが仕留めてきたか!」と直感して、ノンビリくつろいでいたクロを問い詰めても見て見ぬふりで知らん顔をしている。
キーポンは大騒ぎするし、ワイフは気持ち悪がるし、日頃無視されているオヤジはこういう時になると都合よく重宝して使われる。
しかたがないから、新聞紙の移動ベッドへ臨終の雀を移して水葬にすることにした。
町並みの側溝は降り続く雨のおかげで水量もたっぷりでちょうどいい。
キーポンと一緒に手厚く舎利礼文三回と普回向を添えて流してやった。
土葬にしようか火葬にしようかそれとも鳥葬にしようか・・・色々悩んだが、雨も降り続いていることだし、水葬が妥当と考えた。
夜になってキーポンがさりげなくオヤジのシュラフに潜り込んできた。
それでなくてもムシムシと蒸し暑いのになんとも寝苦しい一夜になった。
「私の布団の上に鳥の羽が落ちてたの・・」
キーポンが朝になってシーツを洗濯してくれとワイフへ訴えていた。
さては、狩猟の犯人はシロだったようだ。

毎日色々なことがあって飽きることがない。
そういえば、塔婆の裏書きに「水急不流月」と書かせてもらって、法事の後にそれをネタに少しばかりお話しを添えさせてもらったのだが、そのあとの斎膳の席でいたく共感されたご親族のお一人から、ご自分の実体験をまじえてありがたいご感想をいただいた。
ナンチャッテ坊主のことなので、どちらかといえばおかみさんゆずりの小言は得意だが説教は苦手なので意外だった。
久々のご法事だったし、知らない間に気合いが入っていたのかもしれない。
たまにはこういうこともあるんだなぁと、やけにクールに自分を分析した。

何年も無視され続けていたノッチから嬉しいお言葉が返っていた。
「あぁ〜〜、ノッチも少しずつ大人になっているんだなぁ〜〜」と思いつつ、一方で歳とともに大人の処世に染まりつつある一面を憂いたりもしてしまう。
真っ直ぐに生きるということは難しいものだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜
ずっとブロックしてたけどSNSストーカーな父さんをやっとフォローしてやりました。喜べ親父w
〜〜〜〜〜

写真 1

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