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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

オヤジの事情 

2014/07/15
Tue. 09:40

熱くなってくるとつなぎの作業着が汗で身体に巻き付いてどうも仕事がやり難い。
そういうこともあって、だいたい、毎年この時期に普段着の幾つかが作業着に切り替わる。
このチョイスがなかなか悩むところだ。
もう何年も着続けていた愛着のある普段着が、工場の粉塵や油や塗料などでどんどん汚れていくのがわかっているから最後の一歩で踏ん切りがつかなくて躊躇する。
梅雨が終わる頃までダラダラと続く衣替え作業着バージョンも、そろそろ決着をつける時期がきた。

Tシャツは半袖を中心に幾つか思い切って決めた。
タイミング良くワイフがお下がりを回してくれたので比較的楽にふんぎりがついた。
長袖のシャツは作業着に下ろすのがもったいないくらいシャンとしているのでなかなか決められなくて悩んだが、ひとまず草刈りや薪づくりなど工場以外で着る時ように何枚か決めた。
一番悩んだのはズボン。
ワイフがカタログ販売で買ってくれたエディー・バウアーか、リーヴァイスの501か・・
もう軽く10年以上前からのものだが、どちらも捨てがたい。そういえば、去年のこの時期も似たようなことで悩んでいた。あの時は選択肢がリーヴァイス同士だったから、新旧とダメージの度合いで決めた。

何年か前からワイフが私の服装のことでしつこくダメ出しをするようになった。
彼女からすると、オシャレのセンスが皆無のオヤジに見えるらしく、何処へ出かけるにも似たような薄汚れたヨレヨレの服ばかり着ているように見えているようだ。
何処かのセレブのパーティーへ呼ばれることも出かけることもないし時々忘れた頃に家族で大きなスーパーへ買い物に出かけるくらいのことで日頃から洗濯もしてきれいにしてある服の中から適当なものを選んでいるわけだからそれで十分だと思うのだがどうもそうでもないらしい。
「こんなこというのは私くらいのものなんだから・・外へ行ってみんな気になっても誰も云ってくれる人なんていないんだから・・」
まぁ、たしかにそう云われるとそうかもしれないが・・・歳をとってジジ臭い格好をしてウロウロしないで欲しいということらしい。

どうしても楽にはきやすいものだから、先日もいつものようにリーヴァイスのダメージで友人と待ち合わせて家族で食事に出かけたら、隣に座ったオネエサンとダメージのことで若干盛り上がった。
彼女曰く、新品からの着古しが本物でそれがカッコイイのだそうだ。
ダメージ加工の嘘臭さはすぐに見破られてしまうのだそうだ。
自分ではそれなりに愛着があって、それに長年の常用で身体になじんですてがたいところもある。
どうやら見る人によってはそれがファッションのひとつに見えているらしい。

なんか褒められているような気もして、何となく嬉しかったことを思い出した。
だから、リーヴァイスはもう少し普段着ではき続けることにした。
結局は作業着にも使えなくなるほどボロボロになるまではき続けることになるんだろうなぁと予測できるが、それはそれでいいと思う。

・・・というわけで、これからエディー・バウアーに履き替えて万善寺の営繕草刈りに出発いたします。

IMG_1611.jpg

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