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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

無用の用 

2014/08/13
Wed. 03:49

猛暑や長雨、台風襲来と色々ある島根県だが、そんな中、吹奏楽の島根県大会も終了し、キーポンの暑い夏が終わった・・と思っていたら、そうでもないようだ。

〜〜〜〜〜
13日も1日部活です。
14日も1時まで部活です。
15日は休みです。←(お盆だし、当然でしょう!!)
16日は模試です。
17日も模試です。
18日から補習開始です。
夏休みなんてありません。
〜〜〜〜〜〜
よしだfamilyのLINEに書込んでいた。
どう考えても学校がやり過ぎに思えてならない。
ここまで絶え間なく学校へ拘束されていたら、かえってやる気も失せてしまう気がするな・・オヤジだったら・・

そんなことを思いつつ、午後の昼寝(寺暮らしではこれが習慣になっていて、昼休み中にドタバタすると老僧夫婦の機嫌を損ねる)を早めに切り上げて本堂の荘厳にとりかかった。
一人で須弥壇の模様替えや五色幕の飾り付けなどをする。

万善寺の本堂はほぼ正方形に出来ていて周辺の寺院の中では小ささで1・2を争っている。
小振りの本尊さまは、たぶん木心乾漆の珍しく十一面千手千眼観世音菩薩さま座像。
この観音さまの由来から、観音堂のような寄棟造りになったのかもしれない本堂が珍しい。

そういう外観からも想像できるように、仏具荘厳などの収納スペースがほとんどない。
壁際や縁側まで、至る所に前後上下積み重ねて片づけたつもりにしている。
実に乱雑混沌としていて落ち着きのない本堂になっているのだが、老僧夫婦の60年間の蓄積だから無闇に手を付けることがはばかられて今に至っている。
最近は、宗務所からやたらとでかいポスターなどがサイサイ送られてくるから、それを老僧が見つけたりすると、ところ構わずすぐにアチコチペタペタ貼り出したりして余計に収拾がつかない。

そもそも、本堂は必要最小限のものが整然と荘厳されてあるから、ご本尊さまの威光に輝きが増す。
何もない空間があるから、僧侶の読経や鳴り物が広がり染渡り抜ける。
その何もない空っぽなところに大きく奥深い意味があることだ。
学校も教室も同じだと思う。
詰め込みすぎると身動きがつかない。
人間も同じだと思う。
詰め込みすぎると何かにつけて余裕がなくなる。
学問しようなどという意欲も失せる。
・・・みなさん、そう思いません??

IMG_0052.jpg

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