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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

鼻毛 

2014/09/10
Wed. 09:08

いつものようにワイフにたたき起こされて2度寝から目覚めた。
石見銀山は秋風も吹きはじめて朝夕の冷え込みも本格的になってきたが、日中はまだまだ暑い。

こまごまとした書斎での用事を片づけてこれから工場へ出かける・・・という時にワイフから電話が入った。
「今日灯油安いからね。それにガソリン164円だって。番号は○○○・・・」
割引ナンバーを入力すると数円安くなるお知らせがメールで入ったらしい。
近所のセルフサービスのスタンドで給油すると、時々そういう特典がつく。
・・・ということは、この金欠病オヤジに灯油を買っておけということになる。
これで大きく迂回して工場行きになると同時に、荷台へ積んである薪の荷降ろし作業が加わった。
さて、午前中に仕事始めが出来るだろうか・・・

薪というと、そろそろ冬支度に入る頃だから、仕事終わりに30分ほど乾燥させておいた薪を刻んで結界君へ積み込む。
積載量が250kgの荷台はこういう時に重宝して、なかなか貨物車を手放すことが出来ない。
貨物車はサスペンションが丈夫にできている関係で、空荷のときはバウンドが激しい。
こうして薪を積み込んでみるとそれがよくわかる。
ビックリするほど乗り心地が良くなる。
「乗用車みたいだね」
「薪積んだからなぁ」
なかなか一般には出てこない親娘の会話が学校帰りにさり気なく交わされた。

昼間の汗をシャワーで流していたら鏡の自分と目が合った。
髭が伸びたなぁと思った。
しばらく仏事がないから頭も伸びている。
そろそろバリカンでもあてようかと思いつつ石鹸でそのまま頭も洗ったりして、体を拭いて改めて洗面所の鏡で自分を見た。
どうも口髭でない髭が鼻の下にあるような気がしてのぞき込んだら、鼻毛が伸びていた。
粉塵渦巻く工場で仕事を始めると、一日で使い捨て防じんマスクがダメになる。
作業の流れによっては小鼻の脇が谷間に沿って真っ黒になっていることもある。
そういう時期は鼻毛の延びも早い。
人間の体は良くできているなぁと改めて感心しつつ鼻毛を切ったら真っ黒な鼻くそがくっついて出てきた。
きれいな仕事とは云えないなと思うが、やめたいとも思わない。
これも人生だからと大げさに納得しつつ、鼻毛を切った。

「方丈さん、白いものも混ざってきてなかなか立派な鼻毛になりましたなぁ〜」
「○○さん、これ口髭!鼻毛とは違うのヨ!わかってね・・・顎にあるのは顎髭・・」
お盆の時に、90近くなってかくしゃくの知合いのおじいさんから感心されたことを思い出した。
・・・あれって、やっぱり本当は鼻毛のこと褒められたんだろうか??・・イヤ、そんなはずはない!

IMG_2731.jpg

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