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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

クロ緊急入院する 

2014/09/14
Sun. 07:30

クロの誕生日は2012年4月1日になっている。

取り柄といえば、だれにでもやさしいことで基本的にNO!と云えないところのある吉田家長男じゅん君が本領を発揮して、石見銀山の側溝に落ちてはい上がれなくなって鳴いていたヨチヨチ歩きの小猫を連れて帰ってきたのは5月の連休が終わった頃だった。
丁度、その年の2月に持病の心臓病を抱えながら19年と10ヶ月生き長らえた長老犬のシェパ爺が大往生したあとだったので、家族みんながなんとなく暗黙の了解をしてしまった感じでなし崩しに吉田家の新参者で迎えられた。

しばらくして、現代彫刻小品展の仕事でお世話になっている猫好きの知人がその用事でやってきた時に、いろいろ小猫のチェックをしてもらって、やっとオスだろうということがわかったくらい小さかった。
元は捨て猫だったから、誕生日は勝手に推定して分かりやすく忘れないように決めた。
それまで猫嫌いを公言していたワイフが、離乳食を作ったりして情も移って少しずつ猫好きになっていった。

まぁそんな感じでクロが居着き、その後野良猫だった小猫のシロが加わって今に至っている。
どうでもいいことだけど、そのあたりの猫事情をもっとチェックしたいなぁと思ったら、このダラダラ続くブログの過去記事を手繰ったら何処かに見つけ出すことが出来るでしょう・・・お暇な方はご自由にどうぞ・・

そのクロがけっこう重病で緊急入院になった。
薄情なようだが、オヤジとしてはこれも動物の宿命でクロにはクロの寿命もあるから、つらい苦しみにジッと耐えて、納得して一生を終わるのもいいだろうくらいに思いつつ、彼の体調の変化に気づいてやれなかったことを反省しながら付き添ってやるしかないだろうくらいに気持ちの整理もしはじめていたところだった。
心配で夜も眠れなかったワイフが、かいがいしく病院へ連れて行ったり、薬をもらったりして世話をしてくれたおかげで、クロも調子が悪いなりに症状の快復と小康状態をくり返しながら暮していたものの、やはりしだいに体調が悪化していたようだ。

病気の症状が、驚くほど東堂さんによく似ていて、まるで3年前の彼を見ているような思いだった。
あの時の東堂さんは、食欲も減退し、見る見る痩せて、歩くのもやっとな状態にまで衰弱した。
結局主たる原因ははっきりしないものの、膀胱炎の悪化と排尿不善の尿毒症に各種臓器不全が加わってしまった。
その後、抗生剤や点滴をくり返して快復し、今はその頃が嘘のように元気になって日々ブツブツ小言を言い合いながらおかみさんとそれなりに仲良く暮している。

クロの入院で、吉田家に取り残されたシロが落ち着かなく寂しくしていて、いつになくベタベタと甘えてくる。
猫のそういう姿をみるのは、私にとってとても珍しいことだ。
シロがとても心配しているように見える。
最近、クロの方から少しずつシロに距離を置くようになっていたし、すでにその頃から体調不良を自覚しはじめていたのかもしれない。

いずれにしてもこういう小動物と暮していると、生老病死という自然の摂理を客観的に体験できていて、適度な距離を置きながら生きることの厳しさや苦しさやはかなさにきづかされる。
一方で、保険のきかない医療費を思うと夜も眠れなくなって心神喪失気味のオヤジもいたりする。
現実は厳しいものですなぁ・・

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