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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

前夜に降っていた雨も上がって、絶好のワークショップ日和になった。
大森小学校の子供たちは全校で19人。
それに先生も加わって、みんなで一日福光石を叩き続けた。
きっと今頃は身体中が筋肉痛になっている頃だろう。
校長先生も作業着持参で福光石と格闘していらっしゃった。

講師の彫刻家小林さんは、岡山から来ていただいた。
岡山には上質の石がある。
出身は広島だが、その関係もあって現在は産出される石の近くで暮していらっしゃる。
専門学校の校長先生や美術館の館長もして忙しく飛び回るなか、今回の現代彫刻小品展ワークショップ講師をお願いしたら、即に快諾いただいた。

朝一番に準備を始めて出前ワークショップがスタートした。
大田市唯一の木造校舎中庭には子供たちの石頭槌の槌音が響きわたった。
昼食には給食までいただいた。
なかなか美味かった。
お昼休みの時間に槌音がはじまった。
子供たちが遊ぶことも忘れて槌をふるっている。
小林さんと思わず視線が合った。
凝灰岩福光石の適度な柔らかさが子供たちの創作意欲を奮い立たせているのだろう。
「教材に最適の石ですねぇ」
小林さんが評価してくれた。
「えぇ〜みなさん、校長先生からの発表です!」
担当の先生が中庭に拡声器を持って現れた。
あまりにも熱心な子供たちの反応でお昼の掃除が取りやめになった。
校長先生の粋な計らいが清々しい。

大小の石にかわいい大小の穴が刻まれた。
手水鉢になったり花を生けたり土を足して植木鉢になったり・・・
そんな感じのへこみ穴のできた福光石が花壇脇にならんだ。
子供たちの何人かは家に持って帰りたがって先生方を困らせていた。
「いやぁ〜、とても楽しかった!」
講師の小林さんがそう言ってくれた。

晴れ渡った秋空のもと、気持ちよくいい汗をかかせてもらった。
「是非来年もよろしくお願いします!」
帰り際に校長先生から念押しされた。
ありがたいお言葉に心がゆらいだ。
来年も現代彫刻小品展を開催することになるのかなぁ・・

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この記事に対するコメント

手伝いもできずに勝手な事を言いますが、私のような本展
には向かない半端な大きさを作っている者には、小彫刻展が
受け皿で、細々と続ける原動力となっているのです。感謝です。
こんな没頭するワークショップを経験したら、出品に興味がある
子供さんも増えるように思います。

オーイくぼぐっちゃん #- | URL | 2014/10/19 20:34 * edit *

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