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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雪のち晴れ 

2015/01/23
Fri. 16:51

通夜が終わって葬祭場を出たらそれまで降り続いていた雨がよけいにひどく激しくなっていた。
1月のこの時期の赤来高原に集中豪雨のような雨が降るなど珍しいことだ。
普通は雪になるはずだと思いつつ寺へ帰って遅めの夕ご飯を食べた。
テレビでなんとなく面白そうな番組が流れていたが、食事中おかみさんがしゃべり続けていたので、結局落ち着かないままテレビに集中することも出来なかった。

プチ出張で万善寺泊になると、やはり石見銀山より夜が寒い。
いつのまにか激しい雨音も耐えて、時折保賀の谷を横切る長距離トラックの走行音がうるさい。
いやに静かで底冷えもするからひょっとすると雨が雪に変ったのかも知れない。
そんなことを思いながら自宅に電話をしてみた。
寝ぼけ声のキーポンが出てきてしばらく会話した。吉田家の夕食はカレーライス。
その後、クロチャンの写真と動画を送ってくれた。
それがオヤジの夜のお供になって、iPad片手にニヤニヤしているうちにいつのまにか寝てしまっていた。
綿のたっぷり入った昔ながらの厚い掛け布団が重たくて息苦しくて目が覚めたら朝だった。
案の定、一晩のうちに雨が雪に変っていた。
葬儀の間中粉雪が降り続いていた。

3年生で午前中授業になったキーポンと連絡をとりあって、あわただしく万善寺を出発した。
赤来高原から銀山街道を日本海へ向かって下りはじめると、道が乾いている。
島根県もなかなか広い。

キーポンを拾うついでにドコモへ寄った。
使い倒している昔ながらの携帯電話の調子があまりよくない。
結局、機種があまりにも古くてどうにもならないということだったから、プランの見直しをチェックしてもらう程度で引き下がるしかなかった。
一日が過ぎるのは早い。
帰宅したらネコチャンズが大騒ぎして部屋中が凄いことになっていた。
大事なおさがりの書道ケースがひっくり返り、テーブルの書類が散乱し、親指大のウンコがひとかけらぽつんとフローリングにころがっていた。
寺からの荷物を運び込む間中、ネコチャンズが狂ったように走り回っている。
ご飯をあげて水をあげたら、やっと静かになった。
気がつくともう夕方になっている。ずいぶん日が長くなった。
石見銀山の空には青空がのぞいていた。

IMG_1180.jpg

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