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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

まずは喫茶去 

2015/02/08
Sun. 10:51

ワイフが、二日続けておめかしして朝からお出かけのキーポンを最寄りの駅まで送りがてら買い物にでかけた。
早速ストーブの薪をつついて火の調節をして、朝食の終わったテーブルへ継続中のデスクワーク一式を広げて、iPodの中からバックミュージックを決めてボリュームの調整をして、薪のはじける音を聞きながら静かな朝を楽しみつつキーボードをつついていたら、急に頭上が雨音で騒がしくなってきた。
まぁそれもアリかとノイズを気にしないまま仕事を続けていると、バックミュージックが耳に入らなくなるほどの激しい雨に変ってトタン屋根をたたきはじめた。
小1時間ほども仕事に集中していただろうか?
おかげで集中の糸が切れてしまったからそのままティータイムに切り替えた。

石見銀山と赤来高原の往復で走っている銀山街道の中ほどにある鴨山窯のご主人は武蔵野美術大学で絵画を専攻したあと陶芸家に転身した。学生運動が盛んだった頃に知合った奥さんは漫画家。島根の田舎でもこういう面白い文化人がいてくれるから退屈しないで毎日を過ごすことが出来ている。
私自身も10年ほど前までは1年に4回くらい窯焚きをするほど下手の横好きで陶芸を続けていた時がある。その時につくっていたマグカップも気がつくとそれぞれ何処かに消えて無くなってしまっていたから、最近は銀山街道の道中に鴨山窯さんご夫婦の迷惑を無視してより道をくり返しながら気に入ったコーヒーカップを買いためるようになった。

子供の頃は茶どころ出雲の寺育ちの禅宗小坊主でもあるから「まずは喫茶去」という暮しがあたりまえだったので、一生に飲む抹茶煎茶番茶ほうじ茶はその時に全てクリアーした感じだ。だから、一人暮らしをはじめて紅茶好きになり、こぶ茶好きになり、喫茶店でバイトするようになってからコーヒー好きになって今に至っている。
こうして、ほぼ1日中デスクワークが続く時期になると特にコーヒーの量が増えて、それが高じて最近では歳を重ねて象牙色に渋味が増した自前の歯がどんどんコーヒー色に染まりはじめている。

先日、久々に輸入食品雑貨の店でMJBの1kg缶を買った。
まだ使いかけのコーヒーが残っているから、なかなかワイフの許可が出なくて缶のフタを開けられないでいる。
学生の頃はMJBが高級品だった。
空になった空き缶はそのままデッサン用の鉛筆入れになったり、油彩用の筆入れになったりして重宝した。
今でも工場へ行くと大昔のMJB缶が塗装の刷毛入れで現役のまま使われている。

IMG_4388.jpg

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